セントウルさんのレポートです。

見のがしてしまった方、見られない方はぜひ。

第67回2003年4月8日 第68回2003年4月15日

ゲスト:リクオさん

<パーソナリティー>

要:御存じスタレビの根本要さん
B:FM福岡などのパーソナリティとしても活躍されているBUTCHさん


第67回

B:要さん!出来たらしいじゃないですか!
要:(お腹をさすりながら)もう「2か月」ですよ(笑)。
B:あの時のオレが、って、なんでですか?(笑)…プロモーションビデオ。
要:「My pride, your pride」のプロモーションビデオが出来ました。今週はそれを流させてもらえる、と。さ、今週のゲストはリクオくんでございまして、すごい楽しみにしてたんだ、会えるのを。
B:ライブはすごいですよ。
要:突っ込んだ音楽談義を楽しんでいただきたいと思います。

B:早速お迎えしたいと思います。リクオさんで〜す。
(リクオさん登場。カメラに向かって2本の指を額に向けて「敬礼」のサイン。要さん、BUTCHさんとがっちり握手を交わして)
リクオさん(以下「リ」):お願いします!
要:さっきセットチェンジしている時とか、オレは話したくてしょうがなかったんだけど、絶対この話は全部本番に取っといてやろう、と。殆ど話さなかったでしょ?オレ、ゲストの人が来た時にはいろんな話をしよう、と思うんだけど、
今日は絶対本番まで喋らないぞ、と。
B:我慢してたんですね。
要:オレ、アルバム聴かせてもらったんだけど、ほんとに、ほんとにね、ここ何年間かでいちばん興奮したかもしんない。「こいつはすげぇや」と。それは「Rollin'」っていうライブアルバムの方だったんだけど、「MELLOW BLUE」っていう(スタジオ録音盤)のと、「Rollin'」というのと同時に発売になったんだよね?
リ:同時ですね。
要:で、最初に「Rollin'」を聴かせてもらったの。ピアノトリオっていうのは知ってたから、「ほぉ、なるほどなぁ」って聴いてたんだけど、そのままぐぁーっ、と持ってかれちゃって、もうね、6曲目ぐらいはオレも拍手しようかと思ったぐらい(笑)、実にいいアルバムだった!!
リ:…(小さな声で→)嬉しいね。
B:最初にふっ、と入って「ふーん」って聴いてると思った時には、もう既に実は取り込まれてるわけですよ。
要:オレ、汚ねぇな、と思ったんだけど、ライブアルバムで出てきた時の拍手とか、そんなに盛り上がってないわけよ。だから、オレも同じような気持ちで「ふーん。最初の拍手ぐらいデカい音付けりゃいいのに」と思ってたわけ(笑)。割とのんびり入ってくるんだね。だんだんだんだん自分が「ライブ」になってくるんだよ。あれは作戦なの?
リ:(してやったり、の表情で→)狙い通りですね。
要:ほんとかよ?(笑)
リ:この時はトリオ編成のバンドスタイルが中心なんですけど、全くひとりで弾き語りでやることもあって、割とそういうスタイルで全国回ってるんです。年間100本以上回るんですけど、去年は120本回りましたね。
要:一応楽器編成としては、ピアノ弾き語りだったらバックアップしてくれるバンドを作るわけですよね?その中で、敢えてピアノトリオを選んだ、というのは、その、普通のキーボードがいるわけでもなく、生ピアノと、ま、ベースは多彩な音出してるけど、ドラムと、たった3人でやるっていうのは、何かイメージしたものってある?
リ:ま、ギターバンドって世の中多いでしょ?で、自分の個性を出してゆこうとしたら、ピアノトリオっていうスタイルの方が工夫できるんですよ。自分の頭の中では、ギターが鳴ってたり、ホーンセクションが鳴ってたり、ここでオルガンが入ってたり、とかって、あるじゃないですか。それを敢えて実現させるんではなくて、じゃ、それの代わりにピアノとベースとドラムだけでどう表現しよう?という、そういう考え方になると、表現の仕方にオリジナリティが出てくると思うんですよね。
要:でも、それにしたって、普通歌う人と、メロディ楽器って言うとピアノしかないわけだよね?
歌う人もリクオくんひとりでしょ?だから、ある程度楽器もそうだし、制約が出てくると思うのね。ところが、いろんなことやりながら歌ってるね?
リ:例えば、ジャズだったらピアノトリオってあるじゃないですか。で、元々ロックンロールっていうスタイルが確立されだした頃って、楽器の中心が割とピアノだったんですよね。
要:ああ、そうだね。
リ:リトル・リチャードしかり、ジェリー・リー・ルイスしかり、ファッツ・ドミノ、ファッツ・ウォーラー…。みんなピアノがメイン楽器で。
要:そのピアノの生かし方がね、すごく斬新。
B:またピアノが歌う、というか、グルーヴする、というか。
要:なかなかああいうブギ・ウギ・ピアノっていうのかな?ああいうピアノ弾く人いないよね?
リ:そうですね。クラシックやジャズから入る方が多いですからね。
B:リクオさんもピアノを弾きながら歌うんですけど、ステージパフォーマンス的には、派手に掴んで、煽るところがありますもんね。
リ:そうですね。ステージでは芸人になりたいですね(笑)。

  M:「ミラクルマン」(リクオ;スタジオライブ)

人間の内面に潜む狡猾な心や怠惰な心に対して、少しの皮肉を込めて「バカげたヤツと笑われようとも、今こそ奇跡を巻き起こそう」と歌う、実に愉快な楽曲。リクオさんの痩身が軽快にピアノの前で踊り、曲がピリオドを打ったと同時にカメラの前で360度回転、人差し指を向けてポーズを取る姿が、ニクいほどに決まっているのでした。

<「ピアノを始めたきっかけ」>

B:元々ピアノはどの辺から入ったんですか?
リ:いちばん最初はクラシックをちょっとだけ習ったんです。家に、母親が小さい頃使ってた、というぼろぼろのアップライトピアノが置いてあって、小学校の頃何となくそれをいじりだしてたら、母親が近くの音大まで行って、掲示板に「アルバイト募集」の張り紙をしたら、当時18歳の、音大1回生の、ええとこのお嬢さん…「のりこ先生」っていう人が1、2週間に1回、家に教えに来ることになって。で、正式に習わそうっていうんじゃないんて、バイエルとかツェルニーとかやりつつ、「みんなで歌おう フォークソング100選」みたいなのを。「きょうは『学生街の喫茶店』をやってみましょう」とか、そういうノリでしばらく習ってたことがありましたね。で、また止めてたりしたこともあったんですけど、それがひとつのきっかけにはなってますね。なかなかいい匂いのする先生でしたね(笑)。
要:(笑)それはいくつぐらいの時だったの?
リ:小学校4年生でした。
B:あー、どきどきしますね。いいですねー。

<「今のピアノスタイルへ」>

要:で、そこに今のピアノのスタイルが出てきたのはいつだったの?
リ:ま、それが弾き始めたきっかけやったんですけど、そんなに真剣にやるわけでもなく、20歳ぐらいまで来てしまって、20歳の時にロックバンドに入ったんですよね。それが黒人の、いわゆるルーツミュージックって言われるような、リズム・アンド・ブルースとか、レゲエとかをカバーするバンドで、その時初めてブギ・ウギ・ピアノだとか、ロックンロール・ピアノ、ニューオリンズ・ピアノに触れるきっかけがあって。レイ・チャールズ聴いた時「何や?ビリー・ジョエルにそっくりや」とか思って(笑)。そこからそういうピアノのスタイルに入りだして、そのうち「自分でも歌歌うてみたいなぁ」と思うようになって、21歳ぐらいの頃から歌いだしたんですけど、なかなか「オレが歌う」って手を挙げたら、バンドのメンバーがやってくれないわけですね。
要:それは何で?
リ:「歌とか聴いたことないし、お前はキーボードやっといたらええんや!」みたいな感じで、仕方なく弾き語りっていうスタイルで歌いだしたんですよね。それが歌いだしたきっかけですね。
要:オリジナルを書いたのもそのぐらいなの?
リ:そうです。弾き語りをやりだして、初めて本格的に曲を書くようになって。割と遅いですよね、始めたのは。
要:言葉の選び方とか、面白いなぁ。
リ:ありがとうございます。
要:例えば京都、あるいは大阪っていう土地柄(リクオさんは京都出身)、割と黒人のルーツミュージックっていうのが好きな人ってたくさんいるじゃんか。バンドもたくさんいたしね。
リ:割とそういう土地柄ですよね。
要:そういうのもあったのかな?
リ:ありましたね、やっぱり。地元で、プロでやってはるミュージシャンの人たち、例えば憂歌団さんだったり、有山じゅんじさん、石田長生さんだったり。そういう黒人音楽からの影響を受けている人が多かったですよね。そういう人と
知り合って一緒にツアー出たりとかして。
要:馴染みやすいよね。自分の好きな音楽の中で遊べたりするもんね。で、キーボーディストじゃなくてピアニストじゃんか?やっぱり。
リ:うーん…自分が、歌いながらピアノを弾いてる、という意識が強いんで、ピアニスト、というよりも、「ピアノを弾くシンガーソングライター」「ピアノマン」、という風に自分では言いたい感じですね。

M:「せつない幸せ」(リクオ;スタジオライブ)

「ミラクルマン」とうって変わって、こちらは中庸のバラード。「幸せ」の形容を「せつなさ」「はかなさ」と敢えてネガティブな言葉で示し、それらを分かち合えれば君と上手くやれるだろう、と完結させる歌詞が私の心をくすぐりました。

要:さて、そろそろお別れの時間ですけども、冒頭にも申し上げました通り、今週のエンディングは、私たちのニューシングルのビデオクリップが出来ましたんで、もう流せるのはこの番組ぐらいしかない、ということで(笑)、目一杯流していただこう、と思って。
B:エピソードとかありますか?
要:これはですね、お店を借り切ってひたすら食事したり、みんなで話しをしているだけなんですけど、それをスチールで、何千枚もばばばばばーっ、と撮って、それをつなぎ合わせた、という不思議な映像です。ご覧いただきたいと思います。
B:(カメラ=視聴者に向かって→)ねぇ?(シングル)買った?…まだ?…だめじゃない。お願いしますよ。
要:(笑)というわけで、今週のエンディングはスターダスト☆レビューで「My pride, your pride」。

  M:「My pride, your pride」(スターダスト☆レビュー)

要さんのおっしゃる通り、コマ落としのような映像が展開されているPV。陽射しがブラインド越しに入るフローリングの室内で、コーヒーを飲んだり、犬とじゃれ合ったり、と、4人が思い思いに過ごす自然な姿が映し出され、また、歌詞に出てくる英語のセンテンスがテロップで表示される演出も施されています。要さんが弾いているギターはグレッチのように見えます(たぶん、ギブソンES-175かな?違ったらごめん。私も欲しいんだ、コレ。by 管理人)が、Heavenツアーではこのギターでこの曲を演奏するのだろうか?と、下手な推理をしてしまいました。


第68回

B:今週も先週に続きまして、リクオさん登場、と。
要:意外と真面目な方でね、関西的なお笑いがガンガン来るかと思ったら、もう熱く、音楽談義になってしまいましたね。
B:今週はコラボレーションで、いわゆるR&Bというものを世界に広めた3人のうちのひとり、サム・クックのあのナンバーをおふたりにやっていただきたいと思っています。

<「デビューのきっかけ」>

要:デビューするきっかけって何だったの?
リ:当時バンドブームの頃で、割とデビューしやすい状況で、オレなんかにもいろいろメーカーの人が入って来て「取りあえずデビューさせとこ」みたいな。そういう話が入っている時期に、初めて東京にライブをやりに行ったんですよ。またこれがシブいとこで、高円寺の「JIROKICHI」というお店で…。
要:(笑)。
リ:サックスプレイヤーの梅津和時さん…ドクトル梅津さんと、近藤房之助さんのブルースセッションの前座で、オレが弾き語りをやる、というイベントだったんです。
要:それはまだデビュー前だったんだよね?
リ:はい。その時梅津さんに初めてお会いして、梅津さんが気に入ってくれて、「プロデュースやりたい」って言ってきてくれて、「事務所も自分とこのを紹介するから」っていう話で、いくつか(他の事務所からは)話が来てたんで「梅津さんとこでお願いします」っていうことで梅津さんにプロデュースを頼んで、そしてメーカーを決めて…という形で。だからデビューまでは、自分にしてはトントン拍子だったですね。
要:そうだよね。
リ:「このまま行くかなぁ…」って(笑)。
要:(笑)その、リクオくんにとっての「行くかなぁ」って、どういうことなの?
リ:もう、CDもバーン!と売れて、客もガーン!と来て、みたいな。
要:(笑)。
B:家もごっついのがバーン!と?
リ:いや、そこまでは考えてなかったですけど、日本中ツアーして、何処行っても、もう「キャーキャーもん」か、って(笑)。
要・B:(笑)。
リ:(笑)てっきりそんな風に思ってたんですけど、案外そうでもなくて(笑)、デビューしてからの方が大変でしたね。
要:あ、そう。
リ:メジャーデビューして事務所入った頃は、「売れなくなってくると、ツアーが組めない」っていう話になってきて、「予算が掛かりすぎる」と。だから、「待機状態」という時期が長かったんですよ、割と。
要:ライブって、照明だ、なんだかんだを入れると確かに金が掛かるけど、それこそバンドとかさぁ、リクオくんの場合だって弾き語りで行こうと思えば行ける筈なのに、何でみんな事務所がライブをやらせたがらないんだろう?と思う時があるよ。
リ:それは、イメージの問題があると思いますね。あまりちっちゃい店でやるとイメージが悪くなる、とか。
要:「このクラスか?」みたいに言われちゃうわけね。
リ:ま、そんなことも言われたりしたこともあったんですけど、ま、でもすごくお世話になった事務所なんですけど…一応、取って付けたようにフォローしますけどね(笑)。
要:(笑)。

<「再スタート!」>

B:(笑)で、(事務所を)かわって?
リ:いや、(事務所を)辞めて、自分でやり出したんですよ。で、出来ることっていったら、「取りあえず行って歌うしかないな」と思って。でもレコードメーカーとの契約も切れてたし、マネージャーもいなかったんで、自分で電話して、「リクオという者なんですけど、歌わせて欲しいんですけど」って、アマチュアの最初の頃と同じ様な形でまた活動しだして。で、最初はこんなにライブが出来る場所があるなんて知らなかったんですけど、やりだしたら、いろんな所と繋がりが出来るようになって、各地でいろんな方がよくして下さって、見に来てくれるお客さんも徐々に増えてきたりして。
だから、そうやって自分でやりだしていろんな所へ実際に歌いに行った、ということは、今の自分にはすごくよかったなぁ、と思ってるんですよ。
要:そうだよね。

<「ライブの魅力」>

要:そういうライブをやるようになってからは、やっぱ反応もどんどん出るようになるでしょ?
リ:そうですね。ダイレクトに反応をもらうじゃないですか。それが嬉しくて。
B:それが曲作りとかに何らかの影響を及ぼすものなんですか?
リ:それは及ぼしてますね。
B:曲を作る時に「あ、これライブでやったらええわ」とか、「ライブ用にこんな曲2、3曲欲しい」とか?
リ:旅暮らし、という生活スタイル自体が自分の音楽に確実に影響を与えていますよね。

<「各地にある"俺のピアノ"」>

要:ピアニストという部分ではさ、ギターの弾き語りの人は、取りあえず自分のギターを持って行くじゃんか。ところが(ピアノの弾き語りは)ライブハウスにあるピアノを使うわけじゃんか。
リ:ピアノを持ち歩くわけはないですよね(笑)。
要:ということは、鳴らないのもあるわけでしょ?
リ:もうほんとにいろんなピアノを使うわけですけど、それも発想が変わってきて、最近、「日本全国港々にオレのピアノが待ってる」って。
要:(笑)あ、女じゃなくてピアノが待ってる、と。
リ:いろんなタイプのピアノがいて、いろんな音の鳴り方、いろんなタッチのピアノがいて、「もう手強いな」というヤツから「お前、どうしようもないな」っていうヤツまでいてるんですけど、取りあえず、そいつを愛してやる、と。で、「今晩、お前と一緒に行くとこまで行くで!」みたいな気持ちでやるようにしてるんですよ。だから発想変えたら面白いですよ。
要:確かにね。

M:「雨に濡れたい」(リクオ;スタジオライブ)

明日よりも今日、君に会って、雨に濡れたい、という刹那的な感情を、’80年代シティポップスのテイストを感じるサウンドに乗せて歌い上げる楽曲。リクオさんは、この時もまた楽曲をグリッサンドで締めた後、カメラに向かってポーズを取っておりました。

<「影響を受けたアーティスト」>

要:もしいちばん影響を受けたアーティストを出すとしたら、誰って言うの?
リ:ものすごく難しいですね…。
要:やっぱり楽曲とか、その人が持ってる雰囲気なのかな?
リ:いちばんって決められないんですけど、ただ、自分が歌い始めるきっかけになった時っていうのは、弾き語りをやりだす前に、ニーナ・シモンっていう…、
要:何かライブアルバムでいいのがあるよね。
リ:ライブアルバムもありますし、「ニーナとピアノ」っていうアルバムがありまして。元々ニーナ・シモンっていう人もジャズ畑出身ですけど、採り上げる曲はもうジャズから、ブルース、ゴスペル、フォークソング、ロックナンバー。
ジャンル、世代関係なしにいろんな曲を採り上げて、弾き語りで自分なりに消化するスタイルでやってた人だったんで、ま、あんな風には出来ないけど、こういうスタイルもあるな、と思ったのと、当時元ジャックスの早川義夫さんの「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」というアルバムが再発されたんです。それを友達からテープで借りて。シンプルな、コードを押さえるだけなんですけど、そこに内省的な、一人語り的な歌があって。「こんな事まで歌うてええねや」と(笑)。
要:(笑)それはオレも感じた。リクオくんの歌詞にそれを感じた。
リ:だから「そうか。こういうことも歌うてええねん」と、ものすごくインパクトを受けましたね。「じゃ、オレも歌うてええかな?」という、そういう勇気をもらいましたね。あと、チャボ(仲井戸麗市)さんの「THE仲井戸麗市BOOK」っていうソロアルバム…暗いアルバムばっかりですね(笑)。
要・B:(笑)。
リ:でも、最初はそういう歌うとっかかりを、そういうシンガーの人たちからもらいましたね。
B:あ、つまり音楽と自分との接点とか距離感とか、「あ、こういうのでいいんだ」というのがあるから、そこからスタートしたんですね?
リ:だから音楽が「自分と向き合っている音楽」というか、自分自身と対話をしているような、暗闇の中で、誰も人いないのにブツブツ言ってたりとか(笑)。
B:それをみんなの前でやるわけだ。
リ:ま、ぼくも最初はそういうとこから始めたんですけど、もともとポップな曲も好きで、ダンスミュージックも好きで。だから今は全部ごっちゃにしてしまって、最終的にはお客さんがハッピーになって帰って欲しいな、と思うんですよ。

<「福岡でのライブ」>

要:年間100本を越えるライブをやってるわけだけど、福岡でもあるんだよね?
リ:4月20日でしたっけね?
要:場所がまた、ちょっとね。
B:「博多百年蔵」 http://www.ishikura-shuzou.co.jp/index.htm って言いましてね、ここがまたほんとに酒蔵ですからね。飲みながら「リクオちゃ〜ん!」みたいな。
リ:飲みながら聴いてもらおうと思ってるんですけどね。
要:2回目なんだって?
リ:そこでやらせてもらうのは2回目ですね。ほんといいスペースで、今でも酒蔵として成り立っているし、コンサートスペースとしても解放している、という場所なんですよ。
B:なかなかいい雰囲気なんで、皆さんもぜひ。

<「コラボレーションLIVE」>

B:そのリクオさんの、よく歌う、泣くピアノと、要さんのギターが絡むとこうなるぞ、というコラボなんですが、サム・クックですね。
要:サム・クックは以前(鈴木)聖美さんと"I was born by the river…♪"っていう「A Change Is Gonna Come」をやりましたけど、今日もサム・クックのナンバーをリクオくんが選んでくれました。これもたくさんの人に歌われていますね。
リ:そうですね。
B:では、聴いていただきましょう。

M:「Bring It On Home To Me」(SAM COOKE)

要さんが原詩で、リクオさんがブルース特有の悲哀に満ちた歌詞を、日本語の意訳で歌う形態が新鮮。ボトルネックを使っていないにもかかわらず、何故かしらボトルネック奏法のように聞こえた要さんのシブいブルージーな中間のギターソロがまた秀逸でした。

<「今日の音」>

要:今日はピアノで。初めてですね。ピアノで表現されるのは。
リ:分かりました。
(と、軽快なブギウギ・ピアノで締めくくったリクオさん)
要:その心は?
リ:「ブギウギ・ウキウキ」ということで。
要・B:結構なお点前でございました。

(筆記体で"Rikuo"と。その下に"keep on Groovin'!!" と記したサインが完成し)

B:リクオさんにお越しいただきました。ありがとうございました。
リ:ありがとうございました。

(2週分通しての感想)
クールで、職人肌の雰囲気を漂わすリクオさん。自らを「芸人」「ピアノマン」と称する辺り、エンタテイナーとしての自覚と自信が表れているようでした。要さんとのコラボで聴かせて下さった「Bring It…」を単に原詩で歌うのではなく、日本語の意訳で歌うさまは、何故か違和感無く、またそこに異才ぶりを見た思いがしました。次回からは、大牟田市出身で、何故か看護師の資格を持つというシンガーソングライター、berryさんをお迎えします。


(レポート:セントウルさん)


「Liveやろうぜ!」インデックスページへ

ラジオ/テレビ番組インデックスに戻る