2003年4月21日オンエアー

SHIN さんの

FM山陰「PLEASURE×PLEASURE」

レポート

2003年3月21日(月)17:15-19:55

パーソナリティ;甲斐田貴之 アナウンサー

今日のレポートは、21日にFM山陰で、夕方やっている「PLEASURE×PLEASURE」って番組で放送された要さんのインタビューです。「Heaven」について、要さん、ギターかきならし、メロディー口づさみながらとても熱く語っておられました。聞き手の甲斐田アナ、とっても楽しそうに感心したり相づちうったり、とっても聞き上手さんでした。3月28日に松江に来られたときに収録されたのだとおもいます。要さんがギター弾きながら歌って話して居るところなど、うまくお伝えできなくて申し分けないんですが...誤字脱字もあったらごめんなさい。


まずは要さんの「PLEASURE×PLEASURE」の、生ジングルからスタート

甲(甲斐田さん):いぇ〜〜い(拍手)すげぇスタートだ、これ!ごぶさたしておりました。このたびですね、アルバムが完成しまして、おめでとうございます。
要 :ありがとうございます。やっとできました。
甲 :「Heaven」ってタイトルでリリースになります。製作期間はどれくらいだったんですか?
要 :実質的には昨年の10月くらいから入ったことは入ってたんですけど、ほんとにガーとスタジオに入ってやったのは、二ヶ月弱ですよ、きっと。今ってねぇ自宅作業で出来んのよ、レコーディングシステムがほとんど、家にあるようなもんでコンピューターを使ってハードディスクにどんどん取り入れていっちゃうから。テープの状態だとある程度限度があるんだけどハードディスクだからハードディスクだけふやせば、ほんと、いっぱい色々録れるわけですよ、それもあって家で実験してレコーディングスタジオに持ち込むっていうパターンだったんで、家の作業入れると確かに長いんだけど、実際レコーディングスタジオに入ったのは二ヶ月くらいなんじゃないかなと。
甲 :ほ〜、ある意味経済的でもありますね。
要 :そうだね、今の時代、そう言うのが多いね。
甲 :そう言うところで、自分が気に入った素材をきっちり創り上げて、レコーディングスタジオで仕上げるみたいな..
要 :逆にねぇ、気に入った素材を仕上げる、ってのもひとつの方法なんだけど、適当に家でやる、ってのもできるんだよ。だから、今回、アルバムの最後に入ってる「Gently weeps」って曲があって、これは、僕はクラプトンに捧げる曲なんだけども、家でクラプトンに捧げる曲書こうと思って、(ギター弾きながら「Gently weeps」を一節)と、こういう曲なんだけど、これのギターソロを入れるときって、よし、クラプトンっぽいフレーズを弾いとこうかな、でも、デモテープだから適当にまねで弾いとこう、と煙草とかくわえながら(ギター鳴らしながら)こうやるでしょ。レコーディングにいってこれいいねぇ、ってことになって、みんなで聞いて、その後にアレンジとか煮詰めて、さぁ、ギターを入れましょうと「要さん、じゃぁ、デモテープみたいなギター弾いてね、」「あいよ〜」とかで入っていって、でも全然良いの弾けねぇんだ。で、一時間くらい録らしたのかな、スタジオ出てきて、「あんまりよくないねぇ」「よくないな〜」「こういうのが欲しいんだよね」って俺のデモテープ立ち上げたわけですね。「これ使おうかぁ〜」「とりあえずこれでいいや〜」ってことで..だから、デモテープ僕が家でちんたら録ったヤツがそのまんま...
甲 :さいこー(拍手)
要 :結構いい音してんですよ。まぁレコーディングってのはひとつ音のこだわりってのがすごく有るんですけど、家出作るとノイズ対策とかしてない、適当だったりするんだけど、その辺の頃合いがよかったりするんだよね。
甲 :それはよかったですね、また環境がいいんでしょうか、居心地の良い自宅で。
要 :自宅だし、明け方適当にチンタラとってるってっかね
甲 そうそう、好きな時にボタンひとつ押せば残せると、それで制作のアプローチも変わってきましたし、このアルバムに関してはメロディーの曲作りのアプローチってものは要さんの中で変わった物ってありますか?
要 :変わった、変わった、普段はいつもこうやって(ギター鳴らしながら鼻歌?)メロディーからつくるわけ、で、メロディーをみんなに聞かせて、じゃぁこういった方向でアレンジしよう、ってのがあるんだけど、今回は、もっと楽曲にリスペクトを持ち込みたいから、じゃぁ、リズムから作ってみようっていって、全然曲のない状態で、リズムがでてきたりするの。だから、そう言うリズムアレンジから、僕が適当に歌をのっけて楽曲が出来たりとかもあるし、
甲 :それはメロディーが固まってきて、あとから曲を作って...
要 :そう、あとからメロディーを作って、そう言うアプローチってしたことがなかったからね、普通はメロディー先行型か、歌詞先行ってのがあるわけね、歌詞を見て、メロディーをつくるって言うのが有るけど、今回はじめてアレンジ先行ってのをやってみようって
甲 :ほぉ〜、具体的にこのアルバムの中の収録曲でいくと...
要 :3曲目の「ルイジアナムーンが輝けば(ギターでイントロのフレーズ)ドントゥクトゥクドォン(?)って、U2っぽいU2っぽいって言うところからU2みたいなの作ろうって。
甲 :オレU2っておもいましたもん、マジでおもいましたも〜ん、かっこい〜とか思って
要 :だから今回はそう言うのが特に表せたかなと、
甲 :これでバリエーションふえましたねぇ。
要 :ふえたね〜、こういう作り方も出来るんだって思ったのもあった、曲って一般に僕らが考えるにはAメロ、Bメロ、Cメロってのがたいがいあるわけですよ。どうやって説明したらいいかな...
甲 :出だしからこういって、一回メロディーがかわって、サビにいくっていう...
要 :そうそう、それを三部形式って言うんだけど、そうなってないと有る意味楽曲として成り立たない所がある。それがいちばんたっぷり聞けるわけですよ。でも、これを二部構成ってのもある。ビートルズの時代とか昔のポップスってみんな二部構成だった。オレ二部構成の曲が好きなんだよで、それで今回「My pride your pride」を(ギター弾いて歌いながら)これが全部Aだよね、で、ここがサビで.......これ、二部構成の曲なんだよ。二部構成の曲って解りやすくて良い曲が多いんで、だけど最近あんまりないんだよね。だからこういうのを作ってみたかったって言うのもあってね。
甲 :全部上がってみて要さん、感想どうですか?
要 :涙が出るほどうれしいなぁ、今回みたいに自分のリスペクトする音楽性と、それから詩の部分が大きかったなこれねぇ、今回書いていくときにプロデューサーの熊谷昭氏と言う方が、この方エレカシとか真心ブラザースとかやった人で、やっぱ、歌詞にきびしいんだよ。オレは歌詞なんか書くつもり実はなかったんだけど、その人に(熊谷さんに)オレの言葉ってすごくおもしろかったんだって、「要さんの書く言葉を、ちゃんと詩的に持ち上げてみたい」って今回叩かれたなぁ出せば出すほど「要さん、これ本音出してないでしょう」って、「いや、オレ本音で書いてる」「いやちがう、ここ逃げてる、この言葉、この言葉」ってそう言うのがあったんだけど、やっぱり考えれば考えるほど自分自身を、そして社会的な問題を意識せずにはおられないよねぇ
甲 :やっぱりおもってるから。
要 :だってさぁ、特にこういう時代でしょ、世の中明日どうなるかわかんないような時代で、ましてや日本の国内だってさ、閉塞感が漂っちゃっててさ、そんな中でじゃぁオレは何やるんだ、って時に「オレがんばって生きてるよ」って言う事を伝えたい。みんなもそうだと思うしね、その頑張ってる部分とか、なんとか頑張って意識して生きてるって事を、ひとつ詩にもっていきたかったのね。そう言う音楽的、心情的スピリチュアルな部分も、ちゃんときっちりアルバムにもりこめた。僕らにとって28枚目のアルバムだけどはじめてメッセージアルバムを作った気がする。
甲 :いままでもメッセージの有る曲ってのは多かったですけど、特に...
要 :アルバム一枚通してちゃんと一つのことが言えたってのは初めてだな。
甲 :そう言う意味では28枚目にしてリスタートというか。
要 :またかわりはじめたよね、やっぱりね。
甲 :音楽って深いですね〜、って要さんの話を伺ってるとず〜っと思うんですよ。
要 :が、ゆえに飽きない、ってのがあるんだろうな、きっとな。僕はアルバムはアーティストによって色んな作り方あって、どれも正しいって思うんだけど、ただやっぱり本気で作ってないとだめだよね、アルバムはね。今こういう時代になって何が評価されて来るかっていうと、きっと正味な部分だとおもうんだよ。
甲 :そうですね。リアルな。
要 :粉飾とかそう言うもんじゃなくてほんとリアルな部分だけで、ちゃんといいものはいい、ダメなものはダメだっていう、それを理解しようって言う目や耳が、みんな出てきたんじゃないかなって気がするわけ。だからそんな時代にやっぱりウソつきたくないし、自分たちが思ってる事をダイレクトに伝えようと思った。
甲 :最後にリスナーの皆さんにメッセージを....
要 :そんなわけでアルバムもできました。僕らにとって是非聞いて欲しいなって思いがすごくたくさん詰まっています。それはきっと、聞いたら考えて、行動をおこすようなそんなエネルギーあふれるアルバムだと思うんで、ぜひじっくりとヘッドフォンできいてみて戴けたらなと思っています。どうもありがとうございました。


SHINさん、レポートどうもありがとうございます。

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