2003年3月31日オンエアー
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2003年3月31日(月)13:00-17:00
パーソナリティ;本名正憲(ほんなまさのり)アナウンサー、福田真知子さん
28年という長寿を誇った昼ワイド「なんでもジョッキー」が終了し、後を受けて始まったのが「本名正憲の今日もゴゴイチ」。その栄えある第一回のゲストが要さんとなりました。
「こんなこと聞きたい!」のコーナー 本名アナ(以下「本」):最初を飾るお客さまは、スターダスト☆レビューの根本要さんです。よろしくおねがいします(と話すそばで、早速ギターを爪弾く音が聞こえています)。
要さん(以下「要」):初めまして。よろしくお願いします。
本:実はきのう(3月30日)も3時間!?…ありがとうございます。
要:(午後)8時から10時55分まで、勝手な趣味の番組(スタレビ根本要のエバーグリーン音楽塾)をやらせていただきまして、ありがとうございました。楽しかったですよ。
本:楽しかった?そう言っていただけると。ありがとうございます。ずっ、と家で聴いてましたよ。メールしちゃいましたもん(笑)。リクエストしちゃいました(笑)。読まれなかったけど。
要:ありがとうございます。
本:お聴きになった方はお分かりだと思いますが、すごい知識で。
要:いや、ただ自分が好きなものを、原体験してきたものを語ってるだけで、いまだにぼくはそれを職業にしちゃってるわけで、何ていうんですか、音楽に触れてもらえることがぼくらにとっては喜びですから、少しでも広められたら嬉しいし。そりゃ、自分の音楽を聴いてくれ、と言うよりは、ぼくらが作っている音楽よりもすごい音楽っていうのは実は世の中にたくさんあるんですよ。そういうものを紹介したいな、と思ってるだけなんですけどね。
本:それを3時間どっぷりとご紹介いただきまして。
福田さん(以下「福」):どんどん音楽が出てきましたね。
本:思いも、濃い思いでしたね。
要:(笑)。
本:ボズ・スキャッグスの辺り(求む!詳細!By 管理人)が結構笑いましたね。
要:まぁ、売れてるから素晴らしい、だけじゃない、と。音楽は。売れなくても素晴らしいものもあるし、売れててもダメなものもきっとあるはずだし。ただ、その人にとって面白ければいいだけなんだけど、それが世の中の音楽性の全てだ、と思うとそれは間違いで、ほかに売れてなくても素晴らしいものはたくさんあるし、自分しか知らない音楽に出会った時の喜びですよね。
本:ありますね!そういうのね!
要:それを人に伝えて行く楽しみ、というか。自分が作る音楽もそうですけど、すごい音楽に会った時、いまだに震えますもん。本:デビューして22年。最初のシングルが’81年。
要:今回のシングルが40枚目ですよ。
本:スターダスト☆レビューのファンの方っていうのは、「一生もん」なんですよねぇ。
要:ま、結構コンスタントにやってるんで。ベテランの方になると3年に1ぺんしか動かなくなっちゃうんで。ぼくらは1年半ぐらいに1回は必ず来てるし、昨年「Style」というアルバムを出して、今年は4月23日に「Heaven」というアルバムを出して、1年半に1枚はコンサートに出してますけどね。
本:すごいですね。衰えを知らないんですね。年齢的には40歳代に入っていちばん面白い感じですか?
要:そうですね。やりたくてしょうがないんですよ。一昨年つま恋で「100曲ライブ」っていうのをやったんです。朝10時から夜8時までずーっ、と歌ってましたから(笑)。
本:(笑)誰が考えるんですか?
要:これはぼくがやりたかったんですけど、これをまともにメンバーに言うと反対されると思ったんで、ステージでそれを言ったんですよ(本名アナ・福田さん大受け)。お客さんはうわーっ、って言うでしょ?メンバーはステージの上で反対できるわけないですからね。
本:既成事実化して。そうですかぁ。曲はどういうプロセスを経て出来るものですか?
要:ぼくはギターを爪弾きながら、メロディを奏でて行くんですけど、あと、自分が聴いたあの曲みたいな曲を作ろう、と。これはギリギリのところで「それ、パクリじゃん!?」って言われるところがあるんですけど(笑)、やっぱりぼくらは過去の音楽にちょっとでも近づきたい、と。過去というのは大昔じゃなくて、それは昨日聴いた音楽でもいい。自分が聴いた「いいな」と思う音楽にちょっとでも近づきたい、と思うんですよ。それの模倣ですよね。誤解を恐れずに言うと、音楽は物まねでしか作り上げられない、という。
本:作る側の気持ちとしては、リスペクトの気持ちがあるかないか、というのは大きいですよね?
要:そうですね。それがあれば物まねっていうのは生きてくると思うし、そこのさじ加減っていうのは、ミュージシャンのいちばんキモになるとこでしょうね。ぼくはリスペクトのない音楽は聴こうとは思わないし、あまりリスペクトし過ぎちゃって「おんなじじゃん!?」っていうのも、これはね。
本:あー、それは難しいところではありますね。<ステーションジングル…テーマは「青春ラジオ」> 本:今回、「青春ラジオRCC」のジングル制作をお願いいたしましたが、時間はかかりました?
要:アルバム制作をしていたんで、割と時間のない中でやったのは事実ですけど、ある程度取り込み、というか、こういう風に作ろう、というのが見えたんで、一応オファーとしては「既製の曲に乗っけて下さい」と。で、「Step by step」っていう、この世の中で、ぼくらが何か一歩ずつやって行かなきゃ、というテーマ性もあったんで、「Step…」という曲の中で「青春ラジオ RCC」っていう言葉をはめていったんですけど。で、ぼくらのサウンドはいろんな方向性があるんで、そういうものも全部感じ取っていただこう、ということで、ア・カペラバージョンがあったり、ゴスペルっぽいバージョンがあったりとか、フル演奏バージョンとか、いろいろ作ってみたんですけど。
本:アルバムを制作していらっしゃるところへわざわざ…。
要:でも大変だったのが1分ジャスト。ぼくらは秒数で音楽を作ったことがないんで、これがいちばんしんどかった。20秒パターンは出来たんですけど、1分サイズを作って行ったら、1分00秒05ぐらいだったんですよ。で、エコーの余韻を入れると1分01秒になるから、「こりゃ、つままなきゃ」と思って。
「青春ラジオ R・C・C!」で終わるんですけど、普通のバージョンは「青春ラジオ、アール・シー・シー」で終わるんですけど、1分バージョンだけは「青春ラジオアール・シー・シー」と、裏拍(シンコペーション)で来るんです。で、その分だけつまんで、何とか59秒8いくつ、まで持っていったんですけどね(笑)。
本:もう大変なご苦労をおかけして申し訳ございませんでした。ほんとにありがとうございます。素晴らしいのが出来て。1年間流れますので、たっぷり愛していただきたいと思います。<ニューシングル「My pride, your pride」> 本:意味深なタイトルですね。
要:みんな心の中にプライドを持ってるし、ただ、相手のプライドを理解しよう、っていう言葉もあるけど、理解できるはずがない、とぼくは思うの。プライドっていうのは、自分が経験値の中で作ってきたりとか、乗り越えたものは、やはり自分しか分からないものだと思うんです。でも、自分にとって大切な「プライド」が、相手にもあるわけだし、もう、これは認めざるを得ないだろう、と。だとしたら、それを浸食する、とか、分かってあげよう、と言うよりは、「(プライドは)あるんだからしょうがない」と。じゃあ、ある中でふたつ(のプライド)をどう近づけて行くか、という風に考えればいいな、と思ったんです。これは今年になってから書いたんで、時代がきな臭いものはあったんだけど、例えばぼくと友人、ぼくと彼女、あるいは自分と親、というだけじゃなくて、自分と社会であったりとか、もっと広げれば国と国、っていうのもプライドの闘いみたいなところがあって、それを上手いこと擦り寄せて行く方法はないんだろうか?と思って作った曲なんですけどね。M:「My pride, your pride」 本:「My pride, your pride」をお聴きいただきました。今、私イヤホンを左耳に付けていて、で、右側に根本さんが座っていらっしゃって、生ギターで、ステレオで(笑)。スペシャルバージョンで楽しませていただきました。
要:すみません、ほんとにね(笑)。ギターって身体に合ってる、っていうか、音量的にも爪弾くっていうのがちょうど合うんでしょうね。
本:普段でもちょっといじっちゃう方ですか?
要:そうですよね。ギターの中に何かあるんじゃないか?って(笑)。たったこれ(6つの弦)しか無い中で、無限に音楽がありますからね。
本:そうですよね。そのギターは何台目ぐらいですか?
要:これはヤマハでもらったやつなんですけど、すっごい気に入っちゃって。自分で買っても気に入らないやつもあれば、もらったもので一発で気に入っちゃうものもあって。あと、家にあるやつは、レコーディングする時には鳴りが悪いんですけど、自分にとってはいい感じでかき鳴らせますね。
本:何だか慈しむように持っていらっしゃいまして…。折角ですので、一曲。「木蘭の涙」聴かせて下さい、っていうメッセージが結構来てます。
要:じゃあ、それでいいですか?
本:はい。ありがとうございます。M:「木蘭の涙」(ギター弾き語り) 本:ありがとうございました!
福:もう、ステキでした!キュンとしました!
要:お粗末でございました。
本:目頭が熱くなりますね。ま、これは根本さんからご覧になっても代表曲、と。
要:そうですね。ぼくらの曲って有線とかから流れたり、カラオケで歌われることが多いんですよね。
本:で、(素人は)大体のどを潰しますね(笑)。
要:そうですか?(笑)ちょっと声が高いんですよ、ぼくのキーは。ぼくも今日は寝起きで、それで歌うと苦しくなっちゃうんですけど。すみません、ほんと失礼しました。ここで、福田さんから6月19日Heavenツアー広島公演の告知と、本名さんからリスナーのメッセージ紹介があり…。
本:ひとこと皆さんにお願い致します。
要:元気に広島に帰ってきますんで、よろしかったらいらっしゃって下さい。
本:きょうはほんとにありがとうございました。RCCのニュースリリース http://www.rcc.co.jp/release/2003/0318.htm
によると、新生「青春ラジオ」を掲げるRCCラジオの今春の改編率は過去最高で、ターゲットは明快に「大人」だそうです。考えてみれば、かつてラジオの深夜番組に夢中になっていた世代が、もう働きながら営業車で、あるいは仕事場でラジオを聴く年頃になっています。その局のコンセプトに合わせて、RCCが今回、同世代の象徴として、スタ☆レビにジングルを依頼されたことは、実に意義深いものだと思います。その起用に拍手を送りたい気持ちです。それにしても、いいなぁ、広島の皆さまは(苦笑)。(おことわり;大分に住む私ですが、聴くことができましたから、申し訳ありませんが
一本書かせていただきました。広島の皆さま、ほんとうにごめんなさい。何かございましたら、何とぞフォローをお願いするや切、なのであります)