2001年7月26日(水)オンエアー

セントウルさんの

KBCラジオ「根本要 スペシャルトーク」レポート

21:00〜21:40

パーソナリティー:沢田 幸二(さわだ こうじ)さん

ご挨拶代わりにまずは1曲

M 「BEATに愛を込めて」(「NO BALLADS」より)

ちょっと前桑田(佳祐)さんが(番組)やってました(注:この番組の直前、ニッポン放送=NRN系全国ネットで桑田さんの特別番組がOAされていたのです)ので・・・。桑田さんからイメージする人。いろいろいるんですけど、僕は「桑田佳祐とレオン・ラッセル」。実は、桑田さんの「思い過ごしも恋のうち」の、後半でまくしたてる所とかは、レオン・ラッセルの楽曲に似ている所があるんですよ。

僕は、この人(レオン・ラッセル)を見たときに、「あっ、声と、メロディーラインと、顔は決して一致しないんだな」って(笑)。「A Song〜」のジャケットは、ライオンのような顔が出ているんですけど。で、レオン・ラッセルって激しい曲が結構あるんだけど、こういうメロディーを聴いた時に「あ、味が違うな」って思ったんだけど。例えば、「カーペンターズ」がこれ(「A Song〜」)を歌ってたし、「This Masquerade」は「ジョージ・ベンソン」が歌ってました。メロディーは
いいんだけど、この人の声だと、ちょっと無理があったりするんだよねぇ(笑)。

M 「A Song Fo You」(ギター弾き語り)

ミュージシャンっていうのは、「二物を与えない」のかもしれないよ。まぁ、オレもそういう風に言われることが多いんだけど。和製「クリストファー・クロス」(笑)。

「音楽に対する熱い思い。これを沢田くんと一緒に語ってゆきたい」と「仕切る」要さんに対して、「それはオレの役目でしょ?」と慌てる沢田さん。

「今みたいな曲(「A Song〜」のようなカバー)は、「つま恋」ではやらないんですか?」と沢田さん。

いや。ここでそんなのを入れてた日にゃぁ、オリジナル曲ができなくなっちゃうから。で、何故やろうと思ったかというと、堀ちえみさんが「できちゃった結婚」で話題になってて、「これは『言っちゃったライブ』があってもいいな」、って(笑)。で、ステージで言って、メンバーもスタッフも反対できずに決まった、という・・・。、何故「つま恋」を選んだか、というと、昔ポプコンで「準グランプリ」を獲得したんだけど、その時のグランプリが「大都会」。僕らはクリスタルキングに負けたんで、「つま恋で小さなリベンジ」(笑)。で、僕らがやったのは・・・。

M 「オラが鎮守の村祭り」(ギター弾き語り。1コーラス)

要:って、こういう曲なんですけどね。
沢:(拍手。だが)ま、「大都会」が(グランプリ)獲ったでしょうね(笑)。
要:(爆笑)受けは良かったんですけどね。オレは日本にサンバを大々的に紹介しよう、と思ってたけど、ただのコミックバンドになっちゃった(笑)。

この2曲をつま恋で演奏し、しかも「『大都会』は(ボーカル)一人二役」と言う要さんに対し、「ほんとうですか?」と突っ込む沢田さん。「スタ☆レビはやる、と言ったらやるんです」と断言された要さん。ほんとうに「一人二役」してね(笑)。


<ライブについて>

数はこなしてきましたね。で、何故ライブか、って言うと、「バンドはライブ無くしては存在しない」んです。アーティストを3つに分けるとすると、「バンド」「ユニット」「ソロ」。「ソロ」の人は曲を歌うんです。曲を作る人もいるけど。「ユニット」は音楽を作る。「バンド」は「バンドで演奏をする」んです。ところが「ソロ」も「ユニット」も、ライブをやろうとすると、バックバンドが付かなきゃいけない。「バンド」は何処でもチョチョイで出来ちゃうわけ。つまり、バンドはライブをやるために生まれてきたものですよ。
例えば「ゆず」みたいに、アコースティック(ギター)2本で成立するような音楽もあるかもしれないけど、でも、オレたちみたいなロックバンドは、やっぱり「バンド」なんですよ。何処でも出来るし、いつでも出来る。ところが日本の音楽事情を考えると、売れない人達はどんどん(活動)出来なくなってくるんですよ、悲しいけど。でも、バンドは売れなくても出来たんです。だから僕らは20年持ちました(笑)。


<100曲ライブについて>

話しは100曲ライブへ。「これはファンにとってはたまらない」と言う沢田さんに対し、「ただ、100曲真剣に聴くな!オレたちも真剣にやんないから」と返す要さん。

「お食事券」がついてるんですよ。皆さんにお食事を振る舞ってしまおう、と。「スタ☆レビ弁当」っていうのがあるんですけど、これを(午後)1時くらいにお配りするんです。でも、もらっても食べる時間がないじゃないですか。普通演奏中に食事、って場を憚っちゃったりするわけ。普通、ディナーショーでも食べ終わった後演奏するわけだから。でも、オレたちはそんなまどろっこしいことはしない。「食いながら聴いとくれ」って(笑)。しかもお食事タイムになったら・・・
(「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」のサビを歌う要さん。「あ、なるほど」と納得の沢田さん)、と、食事タイムの音楽まで決めてるわけ。
これは「みんな食ってくれ」、と。「食いながら楽しむ」。これもひとつだし、それから「日本全国味めぐり」がどういうものか、と言うと、僕らが20年も全国行き続けてると、思いも寄らぬ美味しいものに出逢ったりするわけ。そういうものを
全部つま恋に集結してしまおう、と。福岡からだって、BEAがスペシャルブースを持ってきて、「博多ラーメン」!
広島は「お好み焼き」。大阪も「焼きそば」「お好み焼き」とか、宇都宮の「ぎょうざ」とか、そういうのが一堂に会するのがこの場所なんです。
それで、一番人気になりそうなのが、「VOHさんのカレー」。あいつ、ほんとカレー作るの上手いんだ。「バンド辞めろ」、って言ってんだけど、辞めやしない。「ココナッツカレー」って言うんだけどね。美味いんだ、辛くて。それをあいつがレトルトパックにして、今回気合い入れて作った。あいつは今回リハーサルもしないで、ずっとカレーを作り続けて、レトルトパックを作って。これが一番人気になるんじゃないかな。それから、柿沼さんちお茶屋さんだから、「柿沼園のお茶」スペシャルパッケージ。そうやって家族ぐるみで何かやろうよ、ということで、何とウチは救護班として「根本医院」を出す、という・・・。ウチの兄貴がオレとそっくりですから。聴診器ぶら下げてるオレがいたら、それが兄貴だ、という・・・。
そう。「根本医院」が救護班として開院するんですけどね。で、中には「スタ☆レビブース」っていうのもあって、飽きたらこういう所で遊んでもらおう、と。歴代のアルバムとか、楽器とか、衣装も置いてあるんだけど、あと「スタ☆レビ展」の時に作った、ほら、観光地によくあるパネルがあるじゃない。顔だけくり抜いてあるやつ。あれを作ったんだ、スターダスト☆レビューで。で、6人になってるわけ、スターダスト☆レビューが。その1個くり抜いてある穴にあなたが顔を入れると、
「あなたも、スターダスト☆レビューの一員になれる」、というものがあるわけ。そしたら、写真撮って帰りたいでしょ?だから、つま恋のライブは、カメラフリー。タ☆レビをバックに、記念撮影してちょうだい、ってなもんですよ。どうですか!

もうこの日は、朝の10時から夜8時まで、演奏は当たり前のようにやるから、別に演奏を真剣に楽しまなくてもいいよ、10時間適当に遊んでおくれ、と。だから、前もって配布するものが2種類あるんです。それは、あなたのスペースを確保する「スペシャルリザーブシート」。レジャーシートなんですけど。じゃないと、だーっ、とみんなが詰めちゃうと、気が付いたら四方八方人だらけになってしまう。だから、ひとりのスペースをちゃんと作ろう、ということで、レジャーシートがあなたのお席になる。シートも、材質から選びましたよ。業者に持って来させて、6種類の中から、やっと「これだ」って。その辺に売ってるペラペラの安物じゃなくて、そのままテーブルクロスにもなるような、結構いいやつ。で、真ん中に、スターダスト☆レビューのロゴがぼこーん、と入ってる。それと、当日の10時間の「予定表」を書いた、パンフレットみたいなやつ。で、100曲中、50曲くらいは明らかにしておく。必ず関係者は「曲目リスト」もらうじゃない。あれ、あると見ちゃうじゃない?ウチも、そういうので、みんなであった方がいいか、ない方がいいか、っていう挙手をしたんだよ、スタッフとみんなで。そしたら真っ二つに分かれて。「オレはあった方がいい。100曲も聴くんだったら、あの曲は絶対聴き逃したくないっていうのがある」。「絶対見るのはいやだ」っていうのが分かれたんで、最初いろいろ考えたの。「袋とじ」にしよう、とか、「コインでこする」やつにしようか、って。だから、50曲くらいは明らかにしてあげて、頭の3時間はこんな曲やって、次の2時間はこんな曲やる、って・・・。ただ、「オレはあの曲は聴き逃したくないから、あれは何時にやるんだ?」っていう、インフォメーションブースもあるわけ。ここには、100曲全部のリストがあるから、聞けば分かるんだ。でも、みんなに知らせるわけにはいかないから、それは苦労してもらおう、と。例えば、「あの曲は何時にやるんだ?」っていうと、「ただいまの予定では、18時54分からになっております」、とかね(笑)。「あの曲はいつやるんだ?」「それはやりません」とかね(笑)。そういうことも分かる、と。  こういうインフォメーションブースもありつつ、カメラ(持ち込み)もあって。日がなスタ☆レビ。もう、何から何まで。

「誰が考え出すんですか?メンバー全員で?」と沢田さん。
「(全て僕です、というニュアンスで申し訳なさそうに)すみません(笑)。やっぱ僕はやってみたいことがたくさんあるんですよ。ウチのバンドのいい所は『守りの4人対攻めの根本』なんですよ(笑)。最近は『至れり尽くせり』じゃないもん。『スタ☆レビ尽くせり』」と要さん。


<アルバム「NO BALLADS」について。>

聴いてみて改めて思いました。オレはギターを弾きながら歌ってるんで、歌がイマイチだったな、って(笑)。
ライブの臨場感で何となく許してるけど、スタジオだったら「あ、これもう一回録り直しだなぁ」って思ったりしたんですけどね。で、お店でジャケットを見て欲しいんです。これは「ONE NIGHT SESSION」って言うくらいだから、全てが1日で完結しているアルバムなんです。このジャケットをみたら「買わなきゃ」という気になるんですよ。

客席にケツ向けて、全員で記念撮影。コンサートが全部終わってから。だから「出演者全員」ですね。「歓声を送るオーディエンス」と、「ステージの上でプレイしたわたしたち」が全て写っている。あなたもそこにいるような気になって聴いていただくのが「NO BALLADS」。これは(ジャケットを)見るだけでも価値があると思うの。しかも見たら買いたくなるんだね。これはなかなか熱い、いいアルバムが出来ました。で、不思議な事があるもんだね。CD出来ちゃうと、ツアーやりたくなるんだね。アルバム出来るとそれを持ってツアーに出たくなっちゃうのがスタ☆レビですから。で、「BIG HORNS BEE」のみんなに言ったら「(ツアーに)行きたい、行きたい」って。

話しは「NO BALLADS」福岡公演へ。

いつもスタ☆レビは3時間のステージですから、「お前ら3時間も(オーディエンスを)立たせるのかーっ!」って話しもあるんで、今回は2時間限定。ま、予定、予定(笑)。「NO BALLADS」のアルバムも2時間限定、って言ってたんだけれども、気が付いたら3時間やってた。これは話しが長かった(笑)。実は通販だけの特典だったんだけど、「MCD」ってのを作ったんだよ。どういうものか?って問い合わせが殺到したんだけど、これは「MCだけを集めたCD」(笑)。「MCD」を作ったら、MCだけで40分もありやがった。でも、よく出来てるんだよ。自分で吹き出してしまったりしてね(笑)。
ほんと、よく出来てた。まぁ、ライブは音楽が中心ですけど、話しなど、付随する雰囲気を楽しんでいただきたい、と思いまして、10月16日(ぜひ来て下さい)。オールスタンディングですから、クッションの付いた靴を(履いて来て下さい)。固い靴履いて来ると疲れるんだよね。そうそうそう。クッション付きの(靴)をね。ぜひ、こちら(「NO BALLADS」福岡公演)もご覧いただきたい、と思います。


僕が福岡という街がどんなに好きか、という思いを込めて。ま、例えば「レイ・チャールズ」の「GEORGIA ON MY MIND」ってのがあったりするんだけど、今回は「ビリー・ジョエル」で・・・。

M 「New York State Of Mind」(ギター弾き語り。ラストで「”Fukuoka” State Of Mind」と決めた特別バージョン)

もう、20年来続けてると、「勝手知ったる我が家」みたいな所があるね。この街(福岡)もそうだけど、知り合いがたくさん出来る、っていうのがね。帰ってきた気がするんです。

沢:根本さん。半年後(の特番)待っていますんで。その前に「Zepp Fukuoka」でお待ちしております。根本要さんでした〜!ありがとうございました。
要:どうもありがとうございました〜。

M 「Goodtimes & Badtimes」(アルバム「NO BALLADS」から)

沢:8/4の「つま恋100曲ライブ」楽しみですね。僕は残念ながら仕事(沢田さんは、ラジオ「沢田幸二の土曜日だ!」を担当されています)なので行けませんが、その代わり10/16のZepp Fukuokaのライブは、満を持して行かせていただきたい、と思います。


セントウルさん、ありがとうございました。

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