2001年5月30日(水)オンエアー

文化放送「チェキラ-CHECK IT OUT-”レインボーファイル”

20th Anniversary スターダスト・レビュースペシャル レポート

26:00-27:00


デビュー20周年を記念しての特別番組。要さんのみの出演。生放送ではなく、収録だったようです。


スターダスト・レビューは、1981年にデビュー、94年に一度メンバーチェンジがあったものの、現在に至るまで通算1300回くらいのライブを行っている。

M デビューシングル「シュガーはお年頃」(81年5月25日リリース)

もともとは埼玉県熊谷市というところでライブ活動をしていた。いろいろな音楽を聴いていて「いいなぁ」と思うと、まずは演奏したくなってきた、そんな仲間が集まってバンドを組んで、次第にみんなの前で演奏するのが楽しくなった。1979年という年は、イーストウエスト、ポプコンなど、アマチュアコンテスト全盛期。そんなコンテストにも出演しながら、ライブをやっているうちにレコード会社の方の目にとまってデビューすることになった。

シングルからデビューするのが普通だったが、アルバムでデビューするというパターンは珍しかった。本当は、アルバムアーチストになりたかった。

鳴かず飛ばず、とは本当で、デビュー曲はシチズンのCMソングになったのに見事に売れなかった。15秒の中で流れる音楽と映像とがあまりに自然でマッチしすぎた。TV東京の「もんもんドラエティー」という番組にも「銀座ネオンパラダイス」という曲が使われたし、実際に自分達も出てたけどこっちも売れなかった。でも、年間50公演くらいライブハウスを中心にライブ活動を続けてきた。その後、今でも足を向けて寝られない、「夢伝説」という曲がカルピスのCMソングになった。「崖っぷちバンド」にとっては、この曲があったからこそ今スタレビがあるといってもいい。

M 「夢伝説」(84年5月25日リリース)アルバム「STARS」より

当時のスタッフに「崖っぷちだったねぇ」と言われた。とにかくお客さんの前でライブをやりたかった、ライブがやりたかったけど、アルバムが売れないとライブができない。そこでスタッフから出た苦肉の策「ベストアルバムを出そう。」え?ヒット曲がないのに・・・恥ずかしい〜と思いつつリリースされたのが「To You 〜夢伝説」というアルバム。

85年は「学園祭キング」と呼ばれた。約1ヶ月で25公演くらい回った。大阪のとある大学でソールドアウトになり、長蛇の列を眺めていて信じられない気分で、一緒に列に紛れて並んでみたけど、お客さん誰一人として自分に気付かなかった。

この頃から年間60公演くらいツアーで回るようになってきた。CMソングもたくさんあって「スターダスト・レビューの曲は15秒だからアルバムには200曲くらい入っているんじゃないか」と言われた(笑)。たとえば「STAY MY BLUE ('88)」「Be My Lady ('89)」はメニコンの浅野温子さんが出ていらっしゃるCM。自分達を浅野さんが指名してくれたのが嬉しかった。また、オーツタイヤのCM、メンバーまで出ていた「Northern Lights ('89)」「Lonely Snow Bird ('89)」(それぞれのCMに使われた部分を簡単に歌って紹介するが、"Lonely Snow Bird"はもうほとんど忘れてたでしょ、要さん)

90年代、「追憶('91)」は有線などで売れ、そのうち、「恋人達のラブ・バラード」の代名詞的な要素を占めるようになってきた。特にこの曲も・・・

M 「木蘭の涙」(93年7月25日リリース)弾き語り


<これからのスターダスト・レビュー>

去年から今年にかけて、100公演やってきた。今まで行けなかった県(奈良、三重、岐阜、山梨)にも行きたかったし、どうせやるなら、県の第二、第三都市まで回って100本やっちゃおうということになった。でもすごく楽しかった。

2000年4月1日の文京シビックホールに始まって、2001年5月21日の熊谷まで。その間も夏イベントや、Pacific Heave、インストアライブなどを入れると120本近くになる。

音楽というものは、創造の神に刺激されてスタジオの中で創っていくという人もいるが、僕の場合は音楽の良さをそこにいる人に伝えたい。それが「ライブ」である。

なぜバンドなのか?ソロアーチストというのは才能が豊かではないとできない。バンドというのはそんなに才能がなくてもできるような気がする。家内工業的というか、バンドの中だけで全部の音を作ることができる。そして、いつも同じ音が、いつでもできるというのが魅力だと思う。

次第に僕らの中でも音楽が自分たちの生きざまになってきた。ラブソングというのが自分達のカラーになったが、もっともっと本当に伝えたいことがあるんじゃないか、と思っていた中で、僕にとってはこの曲がかけたというのが自分にとってとても大きかった。癒し系なんて言葉があるけれども、僕にとってはすべての音楽が癒されるものなんだ。

M 「Goodtimes & Badtimes」

ガキの頃からバックボーンとなってきたのはロックを中心にいろいろ聴いてきた音楽。音楽を創る上で一番大切なものは何かというと、「過去の音楽に対するリスペクト」。音楽をやっている人は誰もが自分が影響を受けたアーチストに少しでも近づきたいと思っているはず。その好きな音楽に対してどれくらいのエネルギーを注げるか、どれだけ感謝の意を伝えられるか、それが大切なんじゃないかと思う。5月11日、そういう僕らが影響を受けてきた音楽をひとまとめにしてお聴かせしたい、 ということで、"NO BALLADS(バラード無し)"というアルバムレコーディングライブを行った。これはタイトルどおり、ダンスナンバーばかりを集めたもので「ラブソングスと対極をなすアルバムを創りたい」、それが僕達の音楽に対する思いだった。

M 「What is Love ?」

8月4日「静岡県・つま恋」というところで、20周年を記念した野外コンサートがある。

リハーサルなしで大体何曲くらいできるか、というと100曲くらい。そこで朝から10時間で100曲やってしまおうという企画。僕達のライブは話が長いので、MCの少ないスターダスト・レビューというのは珍しいかも(笑)。何しろ10時間も拘束するんですから、音楽ばっかりというのではなく、静岡のつま恋に日本の美味しいものを集めて、北海道から九州までの味を楽しめる。そして、空気関係を楽しんでいただきたい。野外ステージというのは、ホールと違ってステージ以外のものが見えるのが一つの魅力。そして、時間の経過と共に一緒に楽しむ。100曲ライブ、本当に100曲できるかどうか分らないけど、スタレビが好きな人たちが1日中僕らと一緒に楽しむことができる、というのがスターダスト・レビューの理想のあり方という感じがします。

1時間の中で、簡単に僕らの歴史を紹介してみましたが、スターダスト・レビューというバンドを言葉で語ることはできなかったかもしれません。なぜかというと「音楽は語るもんではない」から。もしスターダスト・レビューというバンドに興味を持っていただけたら、一番良いのは、生のスターダスト・レビューを楽しんでいただけることじゃないかと思ってます。いつも変わらないスターダスト・レビューをお見せできるような気がします。みなさんのお近くに来た時には是非僕達に会いに来て下さい。

最後はナマ歌を。

M 「今夜だけきっと」(生歌弾き語り)


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