2000年6月17日オンエアー
20:00-20:55 FM愛媛
スーパーミュージシャン根本要<STARS>
レポート
(リスナーの方からいただいたテープをもとに私が作成しました。)
さすが特番、パーソナリティーは根本要さん一人。先日行われた梅錦ガーデンでの公開生放送のあとに収録されたようです。
スーパーミュージシャンというタイトルがちょっと"こそばゆい"という要さんの挨拶から始まった。
M1 夢伝説(「STARS」より)
★音楽とわたし
要さんの根源<根本>にあるものはまさに音楽。
音楽に対しては兄貴がいるということから、早熟だった。1957年に生まれ、1966年にビートルズが来日、当時流行った歌謡曲よりもビートルズに傾倒した。
ただし、他の人と違うのは自分でも演奏したい、と思ったことだった。
日本でもGSブームで、最初にギターで弾いた曲は「荒城の月」。1968年ビートルズなどのイギリスのポップスから、ブルースロックに走った。そこで好きになったのはエリック・クラプトンだった。ブルースの名曲CREAMの"SPOONFUL"("Wheels Of Fire"「クリーム素晴しき世界」に収録)なんてたった2本(の弦)しか使ってないのにクラプトンのギターがカッコイイのは、 ビブラートを使っているから。クラプトンがCREAMの中でちょっと歌うので、それに影響を受けた。(と"SUNSHINE OF YOUR LOVE"の出だしをぽろり。)
しかし、まわりにブルースをやっている友達がいない。ウソをついて「ロックらしいものをアコースティックでやっている奴」を見つけた。その頃やったのが、 Crosby, Stills, Nash & Youngの"Teach Your Children"という曲。これで友達をダマしてハメ、少しずつ仲間に引き入れた。
それから、創作に興味がわくようになった。当時、いちばんあこがれていたのがNeil Youngだった。
それに近いのがこの曲。
M2 愛と風のように(弾き語り)
M3 銀座カンカン娘(「STARS」より)
M4 ブラックペッパーのたっぷりきいた私のつくったオニオンスライス(「STARS」より)
★「ライヴ」とわたし
そこにいる人が楽しんでくれればいい、自分たちの名前を探してわざわざ見に来てくれる人なんていないと思ったので最初はアレレのレとかステージごとに名前をコロコロ変えていた。
大学生のころ、改めて服部良一さんのメロディーを聴いて、こんなに日本語がすばらしいということをわからせてくれた「銀座カンカン娘」は、今でもライヴで歌いつづけている。
「ライヴのよさ」は拍手や歓声がある。それが音楽の根源だと思う。もともとは譜面や理論なんてものは最初にはなかったはずだ。レコーディングで創作活動をするけど、ライヴとどっちを選ぶ?と聴かれれば迷わず「ライヴ!」と答える。新しいものを作ってそれをみんなに聴かせたいから、今まで1200回以上もライヴをやってきているが、それぞれのライヴは一本一本はっきりと覚えている。
M5 木蘭の涙(弾き語り)
M6 今夜だけきっと(「STARS」より)
1986年にリリースされた曲がドラマに使われた。普通はドラマの主題歌というのは「こういう曲で、サビはこんな感じで・・・」と注文されるが、すでにある曲が今あらためて使ってもらえるというのは嬉しいことである。
★今後の予定
7月29日は志度町に野外ライブがある。自然の中で時間経過を知るというのは野外ならでは。昨年は海の見えるセットをつくった。この曲は志度町テアトロンではじめて演奏した曲。
M7 会えないよ(弾き語り)
この曲を演奏するたびにテアトロンが思い浮かぶ。
それでは7月29日に志度町でお会いしましょう。
M8 ナチュラル〜抱きしめてこのままで
(了)
というわけで、曲がたくさんかかったぶん、おしゃべりは少なめでしたし、真面目なトーンでした。でも今まであまり聴けない話が聞けたような気がします。"SUNSHINE OF YOUR LOVE"で盛り上がったっていいじゃないか!要さん!(笑)
番組中で出てきたCREAMの"WHEELS OF FIRE"というアルバムは1枚目がスタジオテイク、2枚目がライヴ音源になってます。前に(確か)この頃のクラプトンが一番好きだと言っていた要さん。これはスタレビのルーツをさぐるうえで、ファン必聴のアルバムだと思います。