STARDUST REVUE meets BIG HORNS BEE Special Guest KOJU YAMAMOTO

−ONE NIGHT SESSION−

"No Ballads"

2001年10月29日(月)18時開場/19時開演

会場:東京・赤坂BLITZ

レポートは、他に私が見た公演の中で、Zepp Fukuoka(10/16)、Zepp Tokyo(10/28)と比較しながら書いてます。

出演:(担当楽器はツアーパンフレットを参考にしました)

STARDUST REVUE

BIG HORNS BEE
根本要(Vocal & Guitar)、柿沼清史(Bass)、寺田正美(Drums)、VOH林(Per)、光田健一(Key) フラッシュ金子(sax)、オリタノボッタ (sax)、河合わかば(Tb)、フッシー小林(Tp)、ヒマラヤン下神(Tp)

SPECIAL GUEST

山本公樹(sax)

STARDUST REVUE & BIG HORNS BEE

M1
The Chicken  (Instrumental) Jaco Pastorius
M2 BEATに愛を込めて 「No Ballads」 ('01) 
M3 KEEP ON ROLLIN' 「No Ballads」 ('01) 
M4 月光列車(ムーンライト・ロコモーション) 「No Ballads」 ('01) 
M5 Danger Lady 「FACE TO FACE」('92) 
M6 Syncopation Love 「No Ballads」 ('01) 

STARDUST REVUE
M7 ブラックペッパーのたっぷりきいた私のつくったオニオンスライス 「今宵はモダンボーイ」('82) 

M8
噂のアーパーストリート 「今宵はモダンボーイ」('82) 
M9 シュガーはお年頃 「Stardust Revue」 ('81) 

STARDUST REVUE & ヒマラヤン下神(BIG HORNS BEE) 
M10 想い出にかわるまで 「THANK YOU」('85)

STARDUST REVUE  & 山本公樹
M11 木蘭の涙 「SOLA」('93) 

STARDUST REVUE & BIG HORNS BEE

M12
Sweet Harmony 「No Ballads」 ('01) 

M13
BABY, とりあえずもっと 「No Ballads」 ('01) 

M14
Intermezzo #1029 〜HELP ME 「No Ballads」 ('01)

M15
Whisky A Go-Go 「No Ballads」 ('01) 

M16
GET CRAZY -PANIC IN THE ATTIC- 「FACE TO FACE」('92)

M17
Goin' Back To 1981 「FACE TO FACE」('92)

アンコール

STARDUST REVUE

EC
So Much In Love(A Capella) "Tymes"のカバーでアルバム未収録

STARDUST REVUE  & BIG HORNS BEE

EC
Goodtimes & Badtimes 「No Ballads」 ('01) 

EC
と・つ・ぜ・んFall in Love 「No Ballads」 ('01) 

EC
ふるさと 「DEVOTON(おまけ)」('99)


開演前には、男性か女性かちょっと分らないような中性的な声のファンクナンバーが流れているのはスターダスト・レビューのステージにしては珍しい感じの曲。私が参加した、いずれの会場も同じ曲だったので恐らく同じアルバムをかけているのだと思う。(御存じの方はぜひ教えて下さい!)

19時01分

会場が暗転し、メンバー登場、5月11日の赤坂ブリッツでのレコーディングライブとほとんど同じ並び順。BIG HORNS BEEはみんなオレンジで統一された感じの衣装だったが、スタレビメンバーは「つま恋ライブ」のようなアロハのようなラフな衣装だった…。

「本日第1回目のスタートです。」というなんとも不可解な(笑)要さんの第一声で、アルバム「No Ballads」には収録されなかったインストゥルメンタルから。

M1 The Chicken

メンバー紹介を兼ねて、ドラム(寺田)、パーカッション(VOH)、ベース(柿沼)、キーボード(光田)、ギター(根本)の順にそれぞれのソロ。ここでのフレーズは前日のZepp Tokyo公演とは違っていた。「♪パラッパッパッパッパパ」という印象的なフレーズもジャコパスのビックバンドのそれを見事に再現したBIG HORNS BEEのホーンセクションの迫力がたまらない。そして、最後の「ピヤァ〜」という終わり方(文字で書くとどうしてもカッコ悪くなっちゃうけど)もちゃんとやってくれた。5月のライブではストラトキャスターで演奏していたこの曲だが、今回はグレッチのセミアコの要さん、そして柿沼さんはフレットレスベースを使用。

M2 BEATに愛を込めて

健ちゃんが後ろを向き、指揮をとってBIG HORNS BEEのファンファーレから入る。なんといってもここで見のがせないのは前の曲ではあまり聴けなかったBIG HORNS BEEのメンバーそれぞれのソロ。アルバムでも同じようなアレンジが聴けるが、フッシーさんのトランペットソロ〜オリタさんのバリトンサックスソロ〜健ちゃんのキーボードソロ、それから、ギターソロ〜ベースソロ〜ドラムソロとワンフレーズずつ繋ぐところはやはり生で聴くとタマラナイのである。

<MC>

BIG HORNS BEEはどの曲も全曲投球!演奏時間が長くなると体力を消耗するという配慮から(トークも長いと疲れると思うが;笑)、2曲ずつをセットで演奏していくとのこと。そんなBIG HORNS BEEを「日本一疲れやすいホーンセクション」と表現していた。それに対抗して日本一疲れないベーシストとして「…」(敢えて名前は言いません)という突っ込みもあり。そんなことないですよねぇ?柿沼さん(笑)。
5月の赤坂ブリッツでのライブと違ってレコーディングではないから「この緊張感のなさがたまらない」と要さん。そんなことを言いつつ、前回よりも動き回れて楽しそうだ。

今回はBIG HORNS BEEとスターダスト・レビューをもっと知ろうという趣旨から、メンバーにアンケートをとり、その発表をしていくというのがトークの内容。要さんは司会進行役、まさにマスターオブセレモニー(MC)をつとめるが、個性の固まりのようなBIG HORNS BEEの面々にはさすがの要さんもたじたじ。

<今回のツアーを振り返ってその感想と反省点>

ツアーの半分以上は雨の日だった。雨男は誰か?山本公樹さんか?
スターダスト・レビューといえば誰が呼んだか「スタレビ」という短縮形の呼び名がすっかり定着しているが、それでは、BIG HORNS BEEは「BHB」なんだか鉛筆の芯みたいな名前、これに変わる新しいニックネームが思い付かなかった。

織田さんの反省点は、「名古屋でのライブでスボンのファスナーが空いたままだった…」。フッシーさん「終わってしまったのが残念。涙を拭くためのタオルをちょーだい」。そう、今回司会進行役の要さんの笑いのツボを刺激した答えを出した人にはNo Balladsツアーグッツがプレゼントされる。もちろん、そんなフッシーさんの答えには要さんからタオルが手渡された。しかし、「そんなに欲しかったら自分で買えよ!」と要さん。

M3.KEEP ON ROLLIN'

この曲はロックンロールへのリスペクト、当然、あのイントロのリフが聴きたい!使うのはもちろんストラトキャスターだ。間奏のサックスソロは、もちろんフラッシュ金子さんのテナーサックスによるもの。

M4.月光列車

ここでの聴きどころは、♪今は山中、今は浜〜♪、御存じ、鉄道唱歌(ロコモーション繋がりということでしょう、さすが!)をアドリヴで入れる、トロンボーンのわかばさんのソロ。ピョコピョコっと屈伸運動のようなBIG HORNS BEEの動きもコミカルでおかしい。

このあたりまでは、7月にリリースされたアルバム「No Ballads」をそっくりそのまま再現したような形になっている。

<MC>

<担当楽器のメリット・デメリット>

「僕はメリットは使ってません。使っているのはハニワのような肌になれるダブ…」という柿沼さんのボケから始まり、VOHさんは「叩いたり振ったりすれば音が出るのがメリット、司会の人が楽器として認めてくれないのがデメリット」。テナーサックスのフラッシュ改め、フレッシュ金子さん(Freshならば「新鮮」、Fleshならば「人肉」、いったいどっちの「フレッシュ」?)の「スケベな音が出るのがデメリット?」、アルトサックスの公樹さんは「形が美しい、持っているだけでカッコいいのがメリット」、キーボードの健ちゃんは「歩き回れないのがデメリット」、要さんの笑いの「ツボ」を刺激したのは、バリトンサックス・オリタさんの「楽器がデカいので痩せて見えるのがメリット」。

M5.Danger Lady

この曲は92年のアルバム「FACE TO FACE」に収録されているとの紹介があった。バリトンサックスのイントロで始まるアレンジは「FACE TO FACE」とは大きく違う。この曲は再びギターを替え、グレッチで演奏されるが、ちょっとしたオブリがZepp Tokyo、赤坂BLITZでは上手く出てなかったのがちょっと残念、Zepp Fukuokaで聴いたときは、かなりカッコよかったのでもっと大胆に出してほしかった。また、柿沼さんはこの曲からフレットレスベース(ヤマハBB-3000?フレットレス)から、アトリエZ製のベース(ATELIER Z MZ/CTM4)に替える。(このツアーで柿沼さんが使われていたベースの写真が出ています。興味がある方はぜひこちらのHPをご覧ください。)

M6.Syncopation Love

この曲のアレンジャーでもある、公樹さんの長いアルトサックスソロから始まるアレンジ。アルバム「No Ballads」でも聴けるが、ラストの「AH〜」というコーラスの後のブレイクがいい感じ。

この曲でBIG HORNS BEE退場。


ステージ上はスターダスト・レビュー5人だけ。時代は80年代前半に遡り、懐かしのライブハウス時代に戻って…。

要さんはストラトキャスターに持ち替え、柿沼さんは引き続きアトリエZ製のベース。照明もライブハウスっぽいシンプルなものに。「噂のアーパーストリート」ではVOHさんのダンスも入り、ブラペ、シュガーの大合唱もライブハウスだとみんな恥も外聞もなく(笑)大声で歌って踊って盛り上がっちゃう。

M7.ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス
M8.噂のアーパーストリート

M9.シュガーはお年頃

ライブハウスという狭い空間のせいか、気分はマルチステージ。

<MC>

<夏かしのライブハウス時代の想い出>

ライブハウスというのは狭いので、何が困るかというと、マイクにのってない声までお客さんに届いてしまうこと。「咳きをしたり、タンがからんでも(笑)お客さんにはバレてしまう」

新宿ルイードでの2日間のライブをいっぱいにしたらメジャーになれる、と言われた頃、僕達はマンスリーで演奏できた。当時のブッキングをしていた田中さんが「君たち、面白いんだから」とほめてくれた(決して音楽ではなく…)。それもそのはず、いつもネタを考えて出ていた。キャパが300人の会場で2日間入れば600人だ、と見込んでいたが1日目、2日目ともに150人ずつ、結局300人しかお客さんは集まらなかった。

渋谷にある屋根裏というライブハウスでは、昼の部、夜の部とあり、夜の部をやっていたのは当時カルメンマキさんやRCサクセションというメジャーどころだった。そんな屋根裏の昼の部で演奏していたスタレビ。「チキンラーメン」が一時期、東京で販売されなくなった頃、柿沼さんが大阪で買い込んでお土産をノリのいいお客さんにあげていた。そんなパフォーマンスが功を奏し「君たち面白いね」とまたもや音楽では誉められなかったが(笑)、今度は「夜の部」で演奏するように誘われた。ところが当時埼玉に住んでいたメンバー。「終電に間に合わない」という理由から、憧れの「夜の部」の演奏は断念…。「あの頃『夜の部』やってりゃ、今頃は…」と要さん。



ヒマラヤン下神(トランペット)さん登場 ※10/28 Zepp Tokyoではフッシーさんが登場した。

M10.想い出にかわるまで

引き続き、ストラトの要さんに、柿沼さんは再びフレットレスベースに持ち替える。とても懐かしいナンバーがここで登場。「つま恋〜意外に野外にピッタンコ〜」で披露されたのを除けば、かなり久しぶりの選曲だと思う。これは嬉しかった。下神さんのミュートトランペットがさらにいい雰囲気に。

下神さん退場後、入れ代わって今度は公樹さん(たぶんソプラノサックス)が登場

M11.木蘭の涙

この曲はバラードではないのか!?という話しはさておき、またもや意外な選曲に驚きつつも、改めて聴くと「No Ballads」として違和感のない、れっきとしたビートナンバーかもしれない。


「木蘭の涙」のソロでは目立っていた(笑)、公樹さんをからかいながら、まるでサヨナラホームランを打った後の打者をホームベースで迎えるチームメイトのように頭を叩いたり突いたりしてBHBメンバー全員登場。

M12.Sweet Harmony

笛吹童子という要さんの紹介もあり、フルートを抱える公樹さんと織田さん、そしてピッコロを持つ金子さん。…とくれば演奏されるのは"Sweeet Harmony"しかない!

<MC>

<いつも司会が長々としゃべっているが、今、あなたがマイクを通じて伝えたいことは?>

「私はヅラではありません。」とVOHさんきっぱりと。「なんだ〜、『ヅラです』ってやっと告白してくれるのかと思ったよ」と要さん。「僕とこんなに相性の良いバンドはいません」と下神さんに、「言葉になりません」と白紙で提出したという河合わかばさんのコメントに喜ぶ要さん。しかし、どうも景品が欲しいという下心があったようだ(笑)。肩にかけた「No Ballads」ツアーグッツでもあるバスタオルもお似合いの公樹さん、やっぱり猪木でしょう「1・2・3・ダァ〜ッツ」。「心というワイヤレスマイクを通じてみなさまに愛のメッセージを…」というフッシーさんのコメントで上手くまとまったところで。

<楽器で『喜び』と『悲しみ』を表現してください>

これは正座しないと…と言って椅子に正座して「ポク、ポク、ポク、チーン、お悔やみ申し上げます」と意外におちゃめな寺田さんに要さんもあきれ顔。フラッシュ金子さんは「喜び」として「タモリ倶楽部」のエンディングテーマ曲を演奏すると、要さんも曲に合わせて腰を振って応える(笑)。

後は雑談で、「関口宏のフレンドパークに一緒に出ないか?」と京本政樹さんに誘われたという話しや、あまりにお客さんがメンバーに話しかけるために、「俺は芸能人だ!お前らとは違うんだよ〜」と言いながらも、昔『20坪のスター』と言われたほど、ステージではものすごく盛上がるのに、普通に街を歩いていると芸能人だと思われない、という話などをして最後にはラジオ番組では「松田聖子としゃべったことがある!」と自慢する始末(笑)。

M13.BABY, とりあえずもっと

この後は、公樹さんはアルトサックス、金子さんはテナーサックス、織田さんはバリトンサックスに持ち替え、要さんもグレッチに替え、そして柿沼さんは引き続きフレットレスベースでの演奏。

M14.Intermezzo #1029 〜HELP ME

(ちょっと表現が変かもしれないが)冒頭の間奏曲では、「ひみつのアッコちゃん」から、「ピンクパンサー」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「ルパン三世」、「太陽にほえろ!」、映画「ゴッドファーザー」など、数々のテーマ音楽を順に披露。福岡公演ではアルバム「No Ballads」のIntermezzo#511に近いものだったと記憶している。昔、中学生の頃に要さんが在籍していたというバンドの名前が「ピンクパンサー」だったからか?とちょっと深読みしていた私だったが、ヘンリー・マンシーニの「ピンクパンサー」はいろんなアーチストのライブでもツカミ?によく使われているようだ。

また、「HELP ME」では要さんはストラトに持ち替える。5月のレコーディングライブでも披露されたが、金子さんのテナーサックスとわかばさんのトロンボーンの掛け合いが続き、次はわかばさん?と思わせて、下神さんがソロを奪ってしまうという楽しいパフォーマンスがBIG HORNS BEEならではのもので面白い。

<MC>

新しいアルバムのタイトルは「STYLE」。アダルトでゴージャス。バラードっていうか、むしろ、大人の音楽を聴かせたい、というコンセプトで創っているという話しからよく女性に間違えられるということで、大阪でアンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」という映画を見たがレディースデーだったので窓口で1000円です、と言われた。自分の声は女性に聴こえるのだろうか?と改めて思ったという要さん。「コイツ(健ちゃん)なんて見た目で女性と間違われる」と言うと「健ちゃん可愛い〜ッ」と客席から声がかかり、「こう見えても30過ぎてんだから、かわいいじゃね〜よ!」と要さん。

新しいシングルではなんとサングラスをはずして写っているという要さん。それを見た健ちゃんが思わず「これ、見た人が『あれ?スタレビってボーカルの人辞めちゃったんだ』って思いませんかねぇ?」と言ったとか。


M15.Whisky A Go - Go

柿沼さん、VOHさん、寺田さん、健ちゃんの順で歌い回す。Hu〜Hu ♪という声をかけるのがこのツアーで始まった新しいパターン。これからも続けてほしい。ツアー前半の福岡公演では、お客さんはあまり揃ってなかったが、さすがにラストの東京ではかなりみんな揃って声を出しているようだった。また、間奏の手拍子も以前は「裏打ち」するというちょっと難易度の高いやり方をしていたのだがこれはなかなか難しいので、簡単になっていた。(初めてライヴで聴いたときに、カッコいいなぁと思った私は、CDを聴いて『裏打ち』の手拍子を密かに練習していた…く、暗いかも。)

M16.GET CRAZY -PANIC IN THE ATTIC-

やはりこの曲で聴きたいのはたっぷりのギターソロ。"Jeff's Boogie"なんぞ、披露してしまう東京2DAYSに加え、(詳しいことは分らないがエコーのような)エフェクトを効かせたギターパフォーマンスはPA卓との二人三脚を見ていると、その息の合ったタイミングには驚かされる。

M17.Goin' Back To 1981

この曲で注目したいのがVOHさん、普段のツアーならば、この曲ではサックスプレイヤーとなるところだが、今回はパーカッションに徹しているのが興味深かった。

(本編終了 21時39分)


21時42分、スタレビメンバーのみ再び登場、しかし「なんだ、まだいたのか?楽器を片付けに来ただけだよ。」と、照れ隠しで言う要さん。

5人が集まり、キーをあわせる

EC1.So Much In Love(a capella)

この部分は日替わりらしく、福岡公演では「ダニーボーイ」、東京(1日目)は「Longest Time」だった。かなりエコーを効かせてあり、ホーンセクション入りの大音響の中であれだけ歌った後なので、当然と言えば当然かもしれないが、最後にここでアカペラをもってきてしまうのがスタレビの「プライド」ではないかと思う。


大歓声に迎えられて、BIG HORNS BEE再び登場

EC2.Goodtimes & Badtimes

最後のコーラスとバリトンサックス(織田さん)との掛け合いはアルバムでも聴けるが、生で聴くのとでは迫力が全く違う。メロディーにのせて♪A〜ha,A〜haと「That's The Way」風のコーラスのインプロヴィゼーションも聴き応えあり。

EC3.と・つ・ぜ・んFall In Love

間髪入れずに始まる健ちゃんのシンセのイントロのメロディー。ラストの赤坂BLITZでは少しアレンジを効かせて(少し長く聴こえた)いたように思った。これがなんといってもラストの醍醐味だ。

これで終わりか、と思ったら、メンバー全員前に出てきて、なんともう1曲、今度はBIG HORNS BEEの声も聴かせようというのだ!なんというびっくり企画なのだろうか。

EC4.ふるさと

高音パートはVOHさん、下神さん、織田さん、柿沼さん、フッシーさん、が右に並び、中央は主旋律の要さん、そして左側の低音パートは、公樹さん、金子さん、寺田さん、わかばさん、光田さん、と総勢11人のコーラスはキレイにハモッているとはお世辞にも言えないかもしれないが、見ている私はとても嬉しかった。BIG HORNS BEEが歌っているのが未だに信じられない感じ。ラストのアカペラは大阪公演から追加された『隠しダマ』だそうだ。「最後に、オレたちの秘密の花園を魅せてやろう。」という要さんのかけ声で、嬉しそうに出てきたメンバーの顔が忘れられない。

誰にでも、ふるさと(MY HOME TOWN)がある。スタレビはほとんどが埼玉・東京と近いところの出身メンバーだけが集まったバンドだが、BIG HORNS BEEのメンバーはわかばさんや織田さんは下関出身だったりして、それぞれの地元での公演では感慨深いものになるであろう。もちろん、見る側のお客さんにとっても地元で見るスタレビは格別である。そんな「ふるさと」をお互いに思い浮かべ、最後はみんなで披露することによって、気持ちを新たに、そして一つになろうとしたのではないか。ただ、練習は大変だったと思う…。お疲れ様でした。

最後には「最高だよぉ〜〜〜」と言い残した要さんがステージから去っていった。

22時06分


終了後には会場に新曲「My Love」のアコースティックバージョンとも言える「Deeper Kind Of Love」が流れるが、ちょっと聴くと「Tears In Heaven」のような出だしで歌詞も英語なので洋楽っぽい。Zepp Tokyo(10/28)ではフルコーラス流れた後、会場に残っているお客さんから自然に拍手が沸き起こった。

赤坂BLITZでは残念ながら「Deeper Kind Of Love」は「場内清掃のためロビーに出て下さい!」という係員の方の声にかき消されてしまった。

また、どこかで見られたら…、しかしこんな贅沢なライブはもう無いと思う。「バラードのスタレビ」という枠から抜け出した、「No Ballads」は、まさに新生スタレビの出発点として、20周年の区切りとして、大きな意味合いをもつライブツアーになったのではないだろうか。来年からは従来の形に戻ったホールツアーになるそうだが、「ホーン無しじゃ、なんだか物足りない」とは言われないようなものになってほしい。


[10月15日クラックスホール(広島)でのエピソード](たむさんより)

アンケートより「これぞ広島という人」
2票 達川監督(達川光男)(広島東洋カープの捕手として活躍し、引退後、同チームの監督も努めた方。)
2票 菅原文太(出身は仙台だけど、映画「仁義なき戦い」に出演しているからだと思う。)
2票 BHBが「うちのDJ」と言っていた。よく聞き取れなかった。(SADOI 3200という人かも? BHBとのセッションライブ、CDも一緒に発売している人。広島出身なんでしょうか?どなたか知ってる方はフォローして下さい。)
2票 山本浩二 「“こうじゅ”じゃないよー」と要さん。(広島東洋カープといえば、この人。「ミスター赤ヘル」) 
わかばさん「升田幸三」 (実力制第四代名人「将棋の鬼」)柿沼改め宮島清史「ユニコーン。奥田民生と吉田拓郎は似ている」

アンケートより「一番健康だと思う人」
柿沼さんと公樹さんが2票ずつ。
織田さん→理由はまだ言えない(公樹さんより)
金子さん→よくぞというくらい熟睡している
下神さん→痛風と糖尿を患っているが、よく病院に行っているから
健ちゃん→この人をおいて他にいないでしょう「健康一番!」(柿沼さんより)

つま恋の後日談。5分以上しゃべってはいけなかったので、苦痛だった。広島からはお好み村の「八戒」さんに協力してもらった。3cmの分厚い鉄板はオタフクから借りて、出店が実現した。 

「想い出にかわるまで」はトランペッターとして、フッシーさんが登場。

[10月16日Zepp Fukuoka(福岡)でのエピソード]

天気は雨だった。

冒頭に「今回はオールスタンディングで…、と言っているのに「寺田だけは座っています!」という要さんの一言に、慌てて立ち上がる寺田さんのリアクションが面白かった。

また「福岡出身の有名人」というテーマで、わかばさんが「(僕のことは)辞退します」と照れている(わかばさんは小倉で生まれ、下関で育ったとのこと。)のに要さんが「何言っているの?」と意味が分らなくて噛み合わないトークがなんとも妙だった。「行橋」というちょっとマニアックな地名や「選挙の投票所のようなラーメン屋(「一蘭」のこと)」など、地元ネタは盛上がった。さらに福岡といえば「バッテン荒川」という柿沼さんに「違うよ〜、熊本だよ〜」と一斉に突っ込むファンもすごい。

「つま恋」の後日談として、博多ラーメン屋の店主がつま恋まで行けない、という事態が発生。急きょ、イベンターBEAの船津さんが10日間ラーメン修行をして「つま恋」に備えたとのこと。

[10月28日Zepp Tokyo(東京)でのエピソード]

雨の日、「日曜日のお台場、違法駐車の嵐の中、ようこそいらっしゃいました。」という要さんの挨拶。

下神さんが「怪獣」とプリントされているTシャツを来ているのが気になった(笑)。

アンケートの「Zepp Tokyoは初めてですか?」という質問に対して「全ZEPP制覇した!」という公樹さんの答え。また、「初めてです」と答えた柿沼さんに対して、「ポンキッキーズのイベントで来たことあるじゃんかよ〜!」と要さんに突っ込まれる。

楽器で有名なフレーズを、ということで、公樹さんはフルートで「THE HUSTLE」を披露するが、金子さんはピッコロで「マイムマイム」を演奏する。そこからが問題。「マイムマイムマイムマイム♪マイム…」の後は「レッセッセ」か「ベッソッソ」か?議論になる。世代によって違うのか?と要さんが言うが、一概にはそうでもないらしい。そんな事もあって「HELP ME」の冒頭の健ちゃんのソロIntermezzo #1028では、マイムマイムもアレンジに加えられる(笑)。

「Keep On Rollin'」の曲への雄叫びをあげて、「あ!」といきなり演奏を中断する要さんに、「どうしてそこで止めるの?〜」とVOHさんが怒る。どうも話し足りないことがあったらしく、その後もかなりしゃべっていた。(「BEAT CLUB」の番組の新聞のラ・テ欄に「松田聖子他」となっているのが気になるらしい)

この日の「GET CRAZY」はなんだかリズムが狂っていたのか、聴いていて気持の悪いテンポで手拍子が合わせにくかったのが少し残念である。


SPECIAL THANKS : ATELIER Z、REN'DEZ-VOUS、Rhapsody、BEA、FLIP SIDE、Zepp Fukuoka、Zepp Tokyo、赤坂BLITZ、 STARDUST REVUE、広島のレポートを送って下さったたむさん、そしてあらゆる会場でお会いしたみなさま


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