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国際フォーラムは職場から歩いて15分くらいの会館なので、平日なら行き易いのでとても便利。私が会場に入った時間はエア・サプライの「ロスト・イン・ラヴ」あたりが流れていたように思います。どうやら開演前や、セットチェンジの間のBGMには最近出たAORコンピレーションアルバム「-The Best of AOR-Melodies」が流れていたようでした。スターダスト・レビューの「Heaven」のBGMにも流れている曲もちゃんとありました。実は買おうかどうしようか悩んでいるアルバムだったので、これでますます欲しい1枚になりました。
グッズ売場ではスターダスト・レビューのみ販売されていたので何でだろう?と思っていたら、ツアー中なのはスターダスト・レビューだけだったようですね。CDやDVDなどはコブクロさんやSLTさんのものも売られていたのかもしれません。
開演前、大きなパネルを持った男性スタッフが1階最前列のあたりをラウンドガールのように歩いていたのですが、いったい何て書いてあったのか気になりました。私のいた2階席はお客さんも少なく、半分忘れられたような空間で少しさびしかったです。おい、eプラスさん、せめて周りにお客さんの入る席にしてくれ〜(笑)。
コブクロのアコースティックギターを準備していた人が遠くから見ると要さんっぽく見えたので驚きました。でも、前方の座席のお客さんたちがぜんぜん騒いでなかったのでまったくの別人でしょう。
コブクロ 18:37〜19:22
客席が暗くなり、コブクロが登場。小渕健太郎さん(G, Vo )と黒田俊介さん(Vo)の凸凹コンビ。そして、プロデュースをしている笹路正徳さん(Pf)が登場。
1曲目から、CMソングとしても聴いたことのある曲で、デビュー曲なんだそうだ。コブクロのお二人は、5月にホール&オーツの来日公演を観るために、この国際フォーラムに来たことがあるそうで、「そういえばジョン・オーツは小渕くんみたいなキャラだよね。」と黒田さん。そう、ホール&オーツも凸凹コンビ、それにしても黒田さんは身長が192センチだということでかなり大きい。「僕が前に出ていて小渕くんが後ろに下がっているわけじゃないですよ(笑)」。今日はコブクロをはじめてみるというお客さんが多いようだったので、「何か感じ取ってくれたら・・・」と小渕さん。さすがに曲がCMによく起用されるだけあって、どの曲もサビが印象深い詩とメロディー。うん、スタレビが売れるためにはやはりこれだな、なんてつい考えてしまった。
M3では二人のインディーズ時代の懐かしい曲を、ということで笹路さんが退場。二人きりになる。今まで路上ライブをやってきたが、今まで黒田さんは楽器を持ったことが無い。「きっと黒田が楽器を持つようになったらコブクロはおかしな方向に行くだろうな」と小渕さん。「僕がギターをもったらウクレレですか?と言われるんだ」と黒田さん。小渕さんはアコースティックギターからセミアコースティックに持ち替えて「DOOR」を。M4の「遠くで」というのは、亡くなったお母さんのことを歌ったものだそうだ。「天国で見ててくれる・・・今一番逢いたい人が今いちばん遠くにいます・・・」そんな歌詞と、小渕さんのブルースハープが胸に響く。最後の曲「風」は、マイクを遠くに離し、ナマの声を会館中に響かせていた。
最初は、竹善さんには凸凹コンビなので「巨人阪神」と呼ばれ、ギターとヴォーカルの2人という構成に、私は、「テツ&トモ」みたいだ、なんて思ってしまったが、「言葉を大切に歌っていきたい」という小渕さんの話、そして切ない詩とメロディー、二人のハーモニーにぐっとくるものがあった。あとは、魅せ方、「楽しませる」という余裕が出てきたら将来はかなり面白いユニットになりそう。
M1. YELL-エール-(メジャーデビュー曲)/M2. Blue Blue(新曲) /M3. DOOR(インディーズ時代の曲)/M4. 遠くで/M5. 愛する人よ/M6. 風 コブクロ公式サイト http://www.kobukuro.com/
Sing Like Talking 19:30〜20:22
佐藤竹善さん、藤田千章(key)さん、西村智彦(g)さんのお馴染みSLTメンバーに加え、サポートの、高水健司(b)さん、佐藤強一(Dr)さんという構成。とりあえずフルバンドだったが、「めずらしくしっとりとしたはじまりでした」と竹善さんが言うとおり、演奏は実にシンプル。竹善さん曰く「3パターンあるうちの2番目!」。ちなみに1番目はアンプラグドなアコースティック、3番目はガンガンのロックバンド構成、今回の2番目はその中間なんだそう。なんだ〜3番目で聴きたかったなぁ、なんてちらっと思ったりして。
さすがにSing Like Talkingからは照明も凝ってくる。ちょっと驚いたのは竹善さんのもっているギター、これってもしかしてOvation-Adamas の黒アコースティックギターではないだろうか?(違っていたらごめんなさい。ギターに詳しい方、情報求む!)このギターを私がはじめてみたのは、TOTOのやはりここ国際フォーラムホールAで行われた来日コンサートでSteve Lukatherがアコースティックセットで弾いていた時だったが、カッコいいなぁとその時思ったので印象に残っていた。調べてみたら結構弾きづらいそうだが、アコースティックとエレキの間のようなタイトな音が出せるそうだ。
掲示板にも書いたが、竹善さんの声は低音はもちろん、高音を出しても枯れることがない、ほんとにすごいなぁと思った。ファルセットもフィリップベイリー(EW&F)みたいだし。要さんはシャウトは枯れまくり(あ、これももちろん魅力のひとつなんだが)なのが聴きなじんでいたので、余計にその違いを感じた。
「しっとりとした」始まりは、演奏だけでなくMCも。「この後にはマシンガンが控えてますから」と竹善さん。
M3の「離れずに暖めて」は去年の海の中道での野外ライブでも披露されたが、今度はコブクロと一緒に。とはいいつつ、「やるたびにこの曲はコブクロの曲になるよ」と竹善さんは一歩引いてメインはほとんどコブクロに任せていた。小渕さんのブルースハープも混じって、コブクロ風になっていたようだ。「音楽にかける想いを熱く語るコブクロと夜一緒に呑んでいると、自分も初心にかえらなきゃなぁって思ったよ」と竹善さん。
SLTは88年、バブルの全盛期にデビュー。しかしバブルの恩恵は受けなかった、と(笑)。それはそれですごいことなんじゃないか、と思ってみたりしたが、「Stardust Revueもそうだけど続けていくことのすばらしさ」を今感じている、と語っていた。
M4は、かなりプログレっぽい曲だなあ、と思っていたが、その後のMCでSLTはもともとプログレッシブロックに影響を受けていたと言っていたので思わず納得。また、QUEENはオタクと言ってもいいほど、大好きだったバンドのひとつだった、ということでこの後はQUEENのカバーを披露。途中で日本語詩が出てくるが、その部分は湯川れい子さんの作詞によるものだそうだ。(へぇ〜)
Queenのギタリスト、ブライアンメイの奏法ってどうだったかあまり記憶に無いが、西村さんが、妙に右手を電車ごっこみたいに(変な表現だなぁ)円を描くようなギターの弾き方していたので、きっとこれもコピーなんだろうな、と思ったら可笑しかった。
SLTも今年は他のアーチストとのコラボレーションが多く、その中でも最近の小田和正さんは、昔みたいに寡黙なイメージとは違って落語家みたいになっちゃった、とか、ずらしたメガネの上から人を見るのやめて欲しい、など・・・これ以上は言えないネタで盛り上がる(笑)。(いえ、悪口とは違いますよ、念のため、ハイ。)最後に「菊次郎とさき」というドラマの主題歌になった曲を、と。イントロをちらっと弾き、「俺、クラシックもいけるかもしれない(笑)と思ったよ。」と竹善さん、今度の新曲には力が入っているようだ。
M1. Restless〜君の許へ/M2. 止まらぬ想い /M3. 離れずに暖めて/M4. The Love We Make/M5.Teo Toriatte (Let Us Cling Together) ※Queenのカバー/M6. Hello(新曲) Sing Like Talking ファンクラブ公式サイト http://cia.sogopr.co.jp/
スターダスト・レビューの前に、ステージには緞帳がおろされて、20時25分くらいから熊谷和徳さんという方のタップダンスがある。国際フォーラムの緞帳ってほとんど見たことが無かったのでびっくりした。タップって見ているだけなら簡単そうだが、あれって難しいんでしょ?
Stardust Revue 20:38〜21:43
TOTOの「Rosanna」をしっかりフルコーラスで聴いたあと、ぴったりのタイミングでスターダスト・レビュー登場。(あ、念のため言っておくが私はTOTOの大ファン)
1曲目の「Amazing Grace」はもちろんアカペラ。昨日(河口湖ステラシアターでの最後の曲)の記憶がよみがえるかと、思いきや、今度は真っ暗な中から浮かびあがるので、まったく違う曲のような印象だ。
スターダスト・レビューが国際フォーラムのステージに立つのは6年ぶり。そういえば、私もL&Gツアーにできたばかりの国際フォーラムに見に行ったっけ。アレ以来一度も無いよなぁと思っていたら「使用料が高い」からなんだそうだ。
スターダスト・レビューもここ最近になって、今までほとんど無かった「コラボレーション」というのをするようになった。とはいえ、「他力本願なコラボレーションだ」、と、前のコブクロ、Sing Like Talkigに敬意をはらい、「これまでがみんな静かに聴いてたから、ここでスベったら終わりなんだ」と、かなりプレッシャーを感じている様子。
「My pride, your pride」は前日とはちょっと違って、慎重な始まり方だったせいか最初のギターの音色もちゃんと準備ができていたのでなぜかホッとしてしまった。ステラのときはペダルのスイッチを入れるのを忘れちゃったんだよね。また、「追憶」での間奏を岡崎さんメインで弾かせたりするのに驚かされつつも、久々にホールでコンパクトなセットを見たせいなのか、「いまさら何よ」と言われそうだけど。客観的にみて、いや、100%主観だけど「カッコいいな〜」なんて思った。
「デェラ・シエラ・ム」最近は火星の接近が話題になっているが、そのうち、言語を超えたコミュニケーションが必要になってくるはずだ、という壮大なスケールで描かれたストーリーに基づくタイトルになっている(笑)。やっぱり今一番のスターダスト・レビューの「見せどころ」だろうか。ホールで初めて聴いたせいなのだろうか、昨日も巧くまとまっているな、という印象を受けたけど、今日の「デェラ・シエラ・ム」はそれ以上の音の分厚さは最高だった。居ないはずCHAGEさん、ASKAさんの声までしっかり聴こえてくるような・・・もしかして何か細工した?なんて疑っちゃうくらい(笑)。ところで、このシングル、9月10日に発売されるので、「『買ってください!』とは言いたくない。まずお店に行ったらじっくりジャケットを眺めて、似てない似顔絵を見ているうちに情がわいてくるから、あとはレジに持っていくだけ」だって。そんな宣伝の仕方ありなの?(笑)しかも「情って”なさけ”って書くじゃないか。」と、自分で言っておいて「(宣伝の仕方が)あんまり良くないなぁ。」と要さん。
「Goodtimes & Badtimes」では要さんだけにピンクのライトがあたったりして、セットの関係で普段のツアーとはまた一味違うライティングに面白みを感じつつ、「Goin' Back to 1981」のときだったか、ブレイクのあと、「1、2、3、4!」とお客さんにカウントをとってもらおうとして、練習すると「なんだよ、お前らシロートみたいだな」なんて言ってくれちゃったり。最後はぐっとお客さんのほとんどがスタレビファンだったかのように盛り上がって、メンバーもすっかりいつものペース。
とにかくハイテンションであっという間に終わった。
M1. Amazing Grace/M2. 夢伝説 /M3. 木蘭の涙/M4. My pride, your pride/M5. Stay My Blue /M6. 追憶 / M7. デェラ・シエラ・ム / M8. Goodtimes & Badtimes / M9. Goin' Back To 1981
アンコール 21:43〜22:10
スタレビメンバー再び登場。ここからは今しかできないことをやりたい、と佐藤竹善さんをステージに呼ぶ。竹善さんは歌が巧くて反則だ、SLTの後じゃやりにくくて仕方が無い、と要さん。でも年齢順でスタレビが最後になったらしい(笑)。
残念ながらコブクロさんは明日の朝一での仕事があり大阪に向かって新幹線に乗ってしまった。「今頃、三島あたりを山田花子と走っているかもしれない・・・」と要さん。(日本テレビ系「24時間テレビ」のネタ)そのため、竹善さんとスターダスト・レビューとで、イーグルスのナンバーを演奏することに。選曲の理由は「君が歌ったのを聴いたから」と要さん。「俺たちは長いものに巻かれるのが得意なのよ」と要さん。竹善さんのカバーアルバムに収録されている「Desperado」を急きょ生まれたユニット名「デスペラーズ」、と要さんが紹介すると、「それも何かに巻かれてますよ」という竹善さんの突っ込みに会場大うけ。「こんなくだらないことばっかり考えていると1日経つのが早いのよ」と要さん。メインのボーカルを竹善さんと要さんで順番に歌っていく。歌い終わった後、「これで稼げますね〜」と竹善さん。
昨年の海の中道での野外ライブの打ち上げの話(いつも打ち上げがネタになるんだけど、肝心のライブのほうは・・・?)。メンバー紹介で35分も要さんが一人でしゃべってた、と竹善さん。対する要さんは、朝の6時半までホテルで竹善さんに説教されたことを告白。「要さんはわかってないんですよ」とずっと言われ続けた、と言うと、「4時くらいから覚えてないんですけどね」と竹善さん、思わず土下座して要さんに謝る(笑)。要さんも「いえいえ、こちらこそすいません」と、土下座。
このあと、西村さん、藤田さんが登場し、スタレビメンバーに混じる。「ぜんぜん違和感ないね。」と要さん。「でもここに奇抜なイロが出てる」と西村さんを見て言うので、竹善さん大笑い。
「曲は?」
この一言で、長くなる話にストップをかけることができるそうだ。これからはこの一言、「曲は?」これで行こう、と要さん。そんなことを言いながらやっぱり長くなる要さんの話しを聴きながら、「僕はなんだかしゃべりを学んでいる付き人みたいですね。」とつぶやく竹善さんに場内大爆笑。
「Tears In Heaven」は西村さんがエレキギター、要さんがアコースティックギター。西村さんのカッコいいソロを聞きながら、要さんが羨ましそうなまなざしで見ていたのを見逃さなかった私(笑)。やっぱエレキには華があるよなぁ。
さらに、すでに午後10時をまわったころ、「もう1曲やってもいい?」と要さん。
「あちこちでこのGTFというイベントが行われているが、やっぱり東京ってすごいな、と思う。」と要さんが言うと、「ところで、何かしゃべったあとに、こっちを向いてニコッとするのがかわいいですね」と竹善さんが言うので、要さん大笑いしながら。「ミュージシャンってバカばっかりだから、お子さんをミュージシャンにしようとしたら駄目、モー娘。にしようというくらいにしておいたほうがいい」と最後に言って、「みんなに狂ってほしい、冷静に聴かれるとヤバイんで」と最後の曲、急きょ「東京ブギウギ」をやることに。コブクロも気持ちだけ参加している雰囲気で。本当に急に決めたらしくて、ステージ上で譜面を見せて打ち合わせ。藤田さんにも「弾くまねだけでいいからさ〜」と要さん。でもさすがプロ。さすがにジャムったりはしなかったが、ちゃんとついて行ってた。「なんで初めてなのに緊張してないの?千章さんは30年くらいプロやってるみたいだねぇ〜」と要さんに変なほめ方をされ、竹善さん大うけ。
曲の後、要さんと竹善さんがしっかりと抱き合っていたのが印象に残った。ホントに楽しかったようだ。そしてなにより竹善さんの突っ込みに助けられた気もする。Sing Like Talkingのみなさん、コブクロのみなさんとはスタレビはセッション出来なかったけど、みんなありがとう!
EN1 Desperado / Eagles (佐藤竹善&Stardust Revue)
EN2 Tears In Heaven / Eric Clapton (Sing Like Talking&Stardust Revue)
EN3 東京ブギウギ (Sing Like Talking&Stardust Revue)
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