《シティ情報ふくおか》新装刊イベント
2000年 3月27日(月)18:30〜19:40
ソラリアプラザ1F ゼファ
根本要 トーク、トーク&ミニライヴ
本日(3月27日)新装刊の《シティ情報ふくおか》はサイズだけじゃなく、内容も一新。
オールカラーで盛りだくさん。表紙もオシャレに《ふくおか》から《Fukuoka》に。
今日一日は会場となるソラリアプラザでは、ラジ★ゴンの公開録音や、ファッションショーなど新装刊イベントが目白押し。メディア、ファッション、音楽など"今"の福岡にこだわる《fukuoka》を印象づける。
そんな新しく生まれ変わった"シティ情報ふくおか"の記念すべきイベントに、今年20年目を迎える、《Fukuoka》同様、今年は新たな気持ちでツアーに挑むスタレビ根本要がお祝いにかけつけてくれた。
・・・と、そんな説明が《Fukuoka》新装刊号を手にした藤浦さんからされ、根本要さんの登場!
根本要トーク、トーク&・・・
★マル秘(!)映画鑑賞法
「昨日、映画見るときにこの《Fukuoka》すっごく参考になったよ。」と要さん。
「え〜、昨日は初めて要さんと二人でキャナルで映画を観に行ってしまいましたが、びっくりしました。本当に前で観るんですね。」と藤浦さん。イベントの前日、「ストレイト・ストーリー」、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」、「ダブル・ジョパディー」を映画館で観たとのこと。
「そう、オレはね前に人がいるとダメなんだよ。映画の楽しみ方は画面の中に自分を入れちゃうんだ。」と要さん。その為には、前の人の頭が動くと気になってしまうので、周りが真っ暗になったらそっと入って一番前に座る・・・「そんな、オレってズルイ奴なのね(笑)」
また、東京都心部にはシネコン(=シネマ・コンプレックス)という形態の映画館が無いので、キャナル(キャナルシティー)のシネコンは初めてで、面白かったとか。
(※シネマコンプレックスとは、複合映画館を意味し、入り口・チケット売り場などが1ヶ所に集めてあり、合理化されていて、かつ映画を見るのに最適な環境が計算されている空間を持つ画期的な映画館)
★要さんと藤浦さん
みなさまにはすっかりお馴染み、藤浦さんのHP「Goin' Back To 19XX」は、《シティ情報ふくおか》の中にある人気コーナーの一つ。(本当のトップページは《シティ情報ふくおか》のHPなんですよ、みなさま知ってましたか?)
「僕は《シティ情報ふくおか》の中でページを持たせてもらっているんだけど、このページでは自分を赤裸々に語っている。赤裸々って『赤に裸・裸だよ!スッゲーよな』・・・で、後で読んでみて、しまった!と思うこともあるんだ(笑)。でもね、ついつい藤浦だと言わなくていいことまで言ってしまう(笑)。」(要さん)
昨晩の深夜におよぶイベントの準備の後、藤浦さんが要さんと二人でホテルの部屋で話していたときのエピソード。
「昨晩は眠そうでしたね、枕を抱いている要さんをはじめて見ましたよ(笑)」(藤浦さん)
「昨日は藤浦くんには悪いことしちゃったな、僕たちは飲んだ後、夜中に藤浦くんに来てもらって、二人でしゃべっていて眠かったんだ。そういうときって、しゃべっていると関係ない言葉が出てくるんだよね。全然関係ない話しているのに『それでさぁ・・・Norhern Lghts・・・』なんて無意識に言っている。これってさ、オレが藤浦に対してのサブリミナルなのかも。ね、家に帰ってスタレビの曲を聞きたくなったんじゃない?(笑)」と言う要さんに対してあきれた様子の藤浦さん(笑)。
「私が立ちあがって帰ろうとすると要さんが話はじめるからなかなか帰れなかったですよ。」と藤浦さんが言うと、「だってさぁ、帰っちゃうと寂しいじゃん。広い部屋でオレ一人になっちゃうから。」と意外な要さんの一面が・・・(笑)。
「でも7,8時間も寝たのは久しぶり。今日みたいな声は二度と出ない声かもしれないよ。」と言う要さん。もちろん今日は生演奏を披露予定ということでギターを抱えている要さんに対して、思い出したように「それはギターですか?タカミネさん?」(藤浦さん)(タカミネ=Takamineは要さんの使っているギターのメーカーです)
「タカミネさんって、別に人じゃないんだから・・・(笑)。これね、手の小さい僕には使いやすいのね。」(要さん)
★福岡の街とスタレビ
スタレビといえば福岡ではよくライブをやってくれるということで、その思い出話などを。
「要さんは今は有名になった『一風堂』が出来たときに福岡に来たんでしたよね。そういえば三軒茶屋に『一風堂』が出来たときも、要さんは福岡で知っていたと自慢していらっしゃいましたよね(笑)。」(藤浦さん)
(一風堂;全国的に有名な博多ラーメン屋、三軒茶屋;東京・世田谷区の地名)
「そう、初めて福岡に来たのは81年の11月Eric Claptonの前座。サンパレスでやったんだよ」(要さん)
「なんと初めてのライヴがサンパレスとは!」(藤浦さん)
「出てくるときにさ、『こんばんは!エリック・クラプトンです。』と言って出たんだけど、ウケなかったなぁ、『ヤケに小さいクラプトンだなぁ』なんて思われたりして(笑)」(要さん)
「前座と言えば・・・」と話がそれて、ユーミンの前座のときのエピソードに(笑)。葉山マリーナでのライヴはお客さんたちは、カップルで、カクテルなどを飲みながらオシャレな雰囲気。しかし"それを許さないスタレビ"。「オラが鎮守の村祭り」を披露。大顰蹙を買ったとか(笑)。でも次第に客席の心をつかみはじめたので調子に乗って、「お前たちはユーミンで、僕たちはノーミン(農民)だ!」って言ったんだけど・・・ちなみに、オラ鎮は、ポプコン(ポピュラーミュージックコンテスト)で優秀曲賞受賞曲。その時の優勝バンドはクリスタルキング。そういえば要さんはよくボーカルの田中さんに間違われ、コンビニで耳元で「大都会」を歌われたというエピソードの話に・・・。
印象に残っているのは、福大七隈祭’83(福岡大学の学園祭)でのライヴ。真っ暗な中で電源が落ちてしまった。ステージの周りには車のエンジン音が鳴り響いて、「ヤバイ、暴走族が集まってきた」、と思っていたら、集まった車のヘッドライトで照明代わりにステージを照らしてくれたという感動のエピソード。
「福大生なら、それはん〜と、すでに僕は卒業してましたから後輩ですね。」(藤浦さん)
「ケッ、なにが後輩だよ。」(要さん)
あとは、筑紫女学園短大でのライブ。この学校にはステージの後ろに仏像があるが、スタレビのステージのために、その仏像の扉を閉めてくれた。’84のカルピスのCMに使われた「夢伝説」という曲を演奏したら、麦藁帽子をカブってセーラー服を着た女学生がふっと立ちあがって、ステージにカルピスをそっと置いたのにはちょっとびっくりした、とか。
「FCの企画で『一番印象に残った出来事』というのがあって、『海中の小田さんとのジョイント』って言ったんだ。いやぁ、海中は楽しかった。」(要さん)
「その年の2月には伝説ライヴもありましたね。」(藤浦さん)
(※伝説ライヴ=KBC九州朝日放送の元ラジオディレクター岸川さんの勇退をお祝いする企画のイベントで、他にも山下達郎さん、浜田省吾さんが出演した)
「伝説ライヴのときの達郎さんの声はすごいんだ。何でそんな声が出るの?って聞いたらさ、『僕は煙草を止めたから』って。その横で桑田圭祐が灰皿に吸殻が山になるほど煙草吸ってんの。(笑)」(要さん)
「とにかく福岡では藤浦のおかげで、いろんな体験をさせられたよ(笑)。」と要さん。
「結婚式でこんなことがあったんだ・・・」と自分のサラダを佐野元春さんに食べられてしまった話。結局左にあるサラダを食べなくてはいけなかったのに右側のサラダを食べてしまった杉真理さんが一番悪い。という結論に・・・。
「あ〜、なんだか話がどんどん逸れて中味が無くなってきました。」(藤浦さん)
「い〜じゃないの。え?今日は無制限じゃないの?」(要さん)
★今年は20周年?
20周年って言われているけど、本当は今年の5月で満19年。だから本当の20周年は来年である。「オレは今な、スタッフにも誰にも言っていないことを勝手にここで決めたんだ。」「来年の夏あたりにできれば福岡で14時間ライブをやる!100曲演奏。休憩をはさんで約500分。一曲100円でチケット代金は一万円!MCはタダ(笑)。ずっと、っていうのは聴くほうも大変だから、宿泊施設付きで、好き勝手にやっていいの。オールナイトでスタレビ!それでね、『あと○曲!』ってみんなでカウントダウンやったりして・・・」(要さん)
「それって、"一人FUJI ROCK"状態ですね。」(藤浦さん)
(FUJI ROCK FESTIVAL=毎年、夏に1週間程度会場内にキャンプを張って期間中さまざまなアーチストのライブが繰り広げられる国内最大級の音楽イベント)
「サマーピクニックっていうのが福岡にはあるんですよ。毎年、ゲストを呼んで長時間のライヴをやるんですよ。」(藤浦さん)
「オレたちのに出られるゲストなんていないだろ?まあ、オレの言うことの9割8分は嘘だから。(笑)」(要さん)
★福岡でのストリートライヴ決行!(予定?)
今回のツアーは100曲用意している、その日だけしかできない曲を決めていく。福岡ではやりたい曲がある。今までには、"Amazing Grace"のマイク無しアカペラや、"Get Up My Soul"が初めて披露されたのはなんと福岡公演での出来事だったという藤浦さんの説明があり、
「Amazing Graceはね、後ろまで良く聴こえているのかどうか心配だったんだ。」(要さん)
「ちゃんと聴こえてましたよ!それから、今年の12月にはストリートライヴも・・・」(藤浦さん)
「そう、僕たちはクリスマスにはハンドベル持って・・・ハンドベルって知ってる?用務員さんが持って・・・(違う、違う)、北埼玉ハンドベル協会っていってハンドベルもって各地を回るんだ、去年は神戸でやったかな。今年は、親不孝(通り)とか、どこでもやっちゃうよ。どこがいいかなぁ?」(要さん)
「まあ、そのヘンは決めておきます。」(藤浦さん)
「なんでストリートライヴをやるかっていうと、晩ご飯代を稼ぐためなんだよ。神戸ではギターケースに2万円ちょっと入ってね、生き返ったね。福岡なら、ラーメン食いたいな。」(要さん)
「でもラーメンをそのまま(ギターケースに)入れられたら嫌でしょ。(笑)」(藤浦さん)
「あ〜、結局何の脈略もない話ばかりになってしまいました。」(藤浦さん)
「いつもこんなもんなんですよ。何もないところから生まれる。」(要さん)
「さて、このあとは、お約束どおり、トークです。じゃなくてお待ちかねのライヴです。(笑)」(藤浦さん)
「でもさ、俺一人で成立したら、バンドの必要性がなくなってしまうでしょ。普段僕の後ろには4人の素晴らしいメンバーがいるから、今日の演奏は成立しないで・・・」(要さん)
「はい、後は根本さんにお任せします。お願いします。」(藤浦さん)
「あいよ」と言って、ステージ上には要さん一人に。
根本要アコースティックライヴ
「本当はスタレビには732人のメンバーがいるんだけど、今日は厳しい戦いを勝ちぬいてきた私が・・・その割には、ぷよぷよ太ってない?気抜けてない?などとおっしゃらずに聴いてください。」
M 今夜だけきっと
間奏を口笛で。「間奏考えてなかったな(笑)。」
バンドのベストアルバムっていうのは過去の集大成。「自分たちのすばらしいものです。」と言って出すのは嫌だった。木蘭の涙だけ、今回のアルバムに2バージョン収録されているのは、日々歌い続けてゆくと曲にエネルギーが含まれていく、ということを証明したかった。
M 木蘭の涙
一人バージョンでやってみました。
スターダストレビューといえば・・・
M 追憶
〜っていう曲もあるんです。
サビだけやっちゃおうかなあ、と言って「STAY MY BLUE」をぽろり。バラードばかりのスタレビといわれるのは本意じゃない。オレたちのデビューシングルなんてこんなのだった。
M シュガーはお年頃
所詮はこんなもんだ。嘘つきバンドだからね。
セカンドシングルは
M 銀座ネオンパラダイス
サードシングルは
M ブラックペッパーのたっぷりきいた私のつくったオニオンスライス
笑わすんじゃないよ。
デビュー当時からたくさん福岡に来られて、ライブをやってきた。僕等にとって一番の宝物である、見に来てくださるみなさんの年齢層も高くなってきて、今度は僕等のほうから出向いて行けたらいいな、と思った。来年の3月まで4回(小倉・杷木・福岡×2)あります。今年は杷木(はき)というところでもやります。でももっと、4回でも5回でもやりたいと思っています。何度でも福岡でライヴができるように。
え?まだ大丈夫?やっていいの?とスタッフに尋ねる要さん。「じゃ、ぼくらのルーツとも言えるBUZZの『愛と風のように』を聴いてもらおうかな。」
M 愛と風のように
人の歌っていいね、気持いいね。あんまり上手く歌えなくてもいいもんね(笑)。もう一曲やっちゃおう。
M ひだまりの詩
もうちょっとやっていい?(とスタッフに尋ねる要さん)
今日はプロモーションに来たんだから、さっきサビしかやんなかった曲をやります。
M STAY MY BLUE〜君が恋しくて
M Goin' Back To 1981
「ライヴはこれで終りですが、最後の"Goin' Back to 1981"は、本当はあと5分くらい長くのばすのですが、ややSHORT バージョンでおおくりしました(笑)。スタレビは来年で20年、われわれ《シティ情報ふくおか》は来年25年目を迎えます。そのときは是非フルメンバーで来てもらいたいと思ってます。
今日は朝早くからいらしてくださった方、そして遠方よりわざわざお越しになった方、本当にありがとうございました。これからも福岡の方はこの《Fukuoka》を、そして遠方の方も通信販売もしておりますので、是非お買い求めくださいますよう、よろしくお願いいたします。」
との藤浦さんの言葉で締めくくり、イベントの最後を飾った。
タウン誌のリニューアル記念イベントでは国内最大級と思えるほどの(あくまで自分の中では;笑)、イベントであった。正直言って、ここまで楽しめるとは思わなかった。要さんと藤浦さんとの息のあったコンビには笑わせてもらったし、HPではうかがい知ることの出来ない一面を赤裸々(!)に語ってもらえたのが何より嬉しかった。
最後に、このイベントを本当に楽しませてくれた要さん、そしてシティ情報ふくおかのスタッフのみなさんには心から感謝したい。
尚、このトーク、トーク&ミニライヴの模様は4月1日(土)16:00〜17:00天神FM(77.7MHz)にてオンエアーされるそうです。
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