STARDUST REVUE LIVE IN 横浜アリーナ

真冬の花火’99

〜HOT CHRISTMAS〜


12月23日(木・祝)

開場17:00/開演18:00

セットリストと私の感想はこちら

開場時間は予定どうり午後5時。しかしステージの準備が遅れているとのことで、ホール内部には入ることができず、ロビーでしばし待つ。寒い外で待つよりは天国。さりげない心づかいが憎いね。

さて、いよいよホールの扉が開き入場できるようになる。この扉が開く瞬間がたまらなく好きな私。最近楽しみにしているのは客入れの音楽。今回はアメリカンポップス!(某ミスタードーナツでよく流れている音楽;笑)あまり自信がないが、ほとんどがビーチ・ボーイズだったと思う(「SURFIN' SAFARI」('62)「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE/恋はくせもの」('64)など、間違っていたらごめんなさい)。特にトム・クルーズ主演「カクテル」の主題歌としても有名な「KOKOMO」('88) はご存じの方も多いと思う。

ステージを見渡してみると、ステージの背面の壁がむき出しになってまるで野外のオープンスペースのよう。なんといっても驚いたのは左右が180度くらい迫り出していること。そして昨年のように左右の視界をさえぎる大きなスピーカーがステージ上には見当たらない。これならばアリーナを横長に使っているとはいえ、端の席でもよく見えるだろうし、客席の面積が昨年よりも小さく感じられるほど大きく解放感のあるステージだった。また中央の天井から下げられているシャンデリア風のオブジェが少し前のディナーショーの雰囲気を思い出させた。「何が始まるんだろう」と思いながら開演を待つ。ただ、ちょっと残念だったのはステージ上のドラムセットのバスドラにあったのが「STARDUST REVUE」というロゴではなくPearl(ドラムのメーカー)のロゴだったこと。


さて、18時9分。

客電が落ち、パイプオルガンの音色が聞えてくる。下手側からあの"DEVOTION"のジャケット衣装を着たメンバーが登場。(昨年は上手側から登場していた)

ステージ後方のミラーボールから光が放たれ、次第にシンセの音になり、それがあの懐かしい曲のイントロであることに気付くのにそう時間はかからなかった。「Single Night」この曲が久しぶりということだけでなく、メンバーの歌声がど〜ん、とステージから客席にストレートにぶつかってくるように聞こえたのがなんとも驚いた。「音響効果」だけではない、「何か」を感じた。違うのだよ、要さんの声が!。演奏し終えると深々とお辞儀をする。この光景は後にも何度もみられるが、これはまさにメンバーの「音楽への献身」、まさにDEVOTIONそのものではないかと思う。

そのまま何も言葉はなく「Amazing Grace」これはマイクがオンで、少しシンセの音も含まれていたと思うが相変わらず美しいコーラス。前半からこんなに飛ばしていいのだろうかという心配もよそに「Northern Lights −輝く君に−」。要さんもおとなしく座っていた客席を煽るような仕草をすると、客席はほぼ総立ちに。続く「流星物語」は、昨年の横浜アリーナ公演をふと思い出させる。光田さんのキーボードソロになり、客席の盛り上がりも一段と大きい。そして「夢伝説」を歌い終えるとストラトキャスターを肩から降ろし深々とお辞儀をして、スタンドからマイクを外してしゃべる体制にはいる要さん(笑)。それを察知してか、お客さんも一斉に座り始める。

「ようこそいらっしゃいましたぁ〜!」

「クリスマスのこの忙しい時期に、年に一回の横アリ。今年はPacific Heavenがあったので2回になっちゃったけど、横浜でクリスマスライブをやるようになって今年でちょうど12年目、横アリでやるようになってジャスト6回目!デビューして19年5ヵ月29日。って、えらい中途半端じゃないか!」

「いいんだよ、中途半端で、だいたいなぁ、ミレニアムとか言ってるくせに1000年からお前は生きてきたのか?1000年前を知っているとでもいうのか?」

「考えて見れば1999年7の月恐怖の大王が降りてくる・・・嘘っぱちだった。これをノストラダマスという。一つだけ当たった予言がある。それは、長引く経済の低迷による突然の解雇、これをリストラダムス。徹夜で考えたんだよ、コレ(笑)」

「しかし!何といってもこれからは2000年問題。家の冷蔵庫は2000年に対応しているのだろうか?といろいろ心配なこともあるかと思いますが、安心してください、スタレビは2000年問題対応型バンドです。ズバリ『2000年問題対応型スーパー・ウルトラ・・・・サラウンド・マルチMC』ってMCに生きているのか、オレたちは?(笑)でもどうする?2000年になったらオレが急に無口になって、『あ!スタレビって2000年に対応できなかったらしいわよ』って言われたりして・・・(笑)」

「なんかまとまらなくなってきた、いつもそうなんだ。横浜では前半つかめないんだよ。じゃ、演奏をやろう。1999年最後のライブ(あと一回あるけど)今回はゆっくりと楽しめるように幾多の企画をご用意しています。」

もうチョットだけ何か足りない」のイントロが聞えてくると再び客席はほぼ総立ちに。オリジナルのマーヴィン・ゲイ風のシンセソロとは一味違い、光田さんのアレンジが加わったFusion風のKeyソロが、なかなか嬉しい。私はこの曲は非常に気に入っているので目を閉じて座って聴き入っていたので、みんなの振りつけについていく余裕は全く無いのであるが、驚くべきことがこのあと起こったので思わず立ち上がってしまった。なんと、エンディングのギターソロは「ん?どこかで聴いた独特の音色が・・・」そう!まさにそれはギターの神様エリック・クラプトンの音色だったのだ(誤解のないように書くと、別に何かの曲のフレーズを演ったというわけでは決して無く、音色そのものがClaptonだったという意味)。失神しそうになる気持ちを抑えて(大げさ?、いやいやそうでもないのだよ)次の「Be My Lady」の後、ほっと一息、そしていつのまにか拍手している自分の手を見ていて、このときが初めての拍手だということに気付いた。それまでは本当に拍手する余裕すらなかったのだ。

少し落ち着いたところで、あの重厚なコーラスから始まる「GOOD-BYE, MY LOVE」。今まではメドレーなどで部分的には聴けたが、いつもそれでは物足りなかったので、まるごときちんと聴けたのが嬉しかった。


「どうもありがとう。最初にやったのが『もうチョットだけ何か足りない』、次は『Be My ・・・』」とタイトルがさらっと出てこない要さん。恐らく"BE MY BABY"とごっちゃになっているのであろう。

「次の"GOOD-BYE, MY LOVE"は1981年の作品で久しぶりにやりました。」

「そうですね、懐かしいですね〜、覚えてますよ」と光田さんが言うと、「お前はまだ入ってないよ」と要さんに突っ込まれる。「そのころまだ中学生だったでしょ。」と柿沼さんがボソっと言うと、「マジかよ〜」という表情をする要さん。

ライブハウス時代の話になり、そのころはメンバー5人で客席にも5人。そんなときは一人一人が相手を決めて、ガンを飛ばし、まさにマンツーマン状態になったとき、一人のお客さんがカバンを持とうとするとこれはマズイ。これ以上お客さんを帰らせないようにするにはどうしたらいいのか。そこで生み出されたワザが<マルチステージ>。

「器材のあるキーボードの三谷と、ドラムの寺田は動けないので残りの3人を客席の各地に・・・、一番大事なのは出口、ここにはパーカッション(VOHさん)を置いて、ロックアウト!まさに軟禁状態にするんだ」

そんな自分たちの音楽をこのマルチステージで聴いてもらいたい、とのことでステージ左右に張り出してある下手側のステージにメンバーが集まる。移動すると、アリーナB席のお客さんはメンバーがずっと近づいたことで大喜び!「あ、向こうのお客さんが遠くなったって怒ってるよ」と反対側に駆け寄ろうとする要さんの行動力には脱帽(笑)。

打ち込みのリズムに合わせての「元気を出して」。途中で歌詞がすっぽり抜けて「ラララ〜」コーラスがいつもよりも120%アップ(当社比)していた。志度('99.7.24)でのライブのときと違い、即興で作詞はできなかったらしい(笑)。

新しいアルバム「DEVOTION」、この言葉は辞書でひくと「献身」とか「強い愛情」とかそういう言葉になる。もちろん、ここでも「献身」と聞いて「へんし〜ん!」のポーズをとる要さんに対し、「それ"変身"でしょ?」とか、「カバーアルバム」、「ふとんカバー」「まくらカバー」というボケももちろん入りつつ、そんなアホなやりとりが続くので当然パトランプも点灯(笑)。要さんが「わかったよ」というとランプも消える。次の「マシュ・ケ・ナダ」は「玄界灘」とは違い(笑)、ポルトガル語で「これ(つまりサンバ)以上のものはない」という意味だそうだ。(私はこの歌詞の意味が知りたくてSergio Mendes & Brasil '66の日本盤アルバムを買ったが、残念ながら日本語訳は書いてなかった、しかも微妙にDEVOTIONと歌詞が違う)「マシュケナ〜ダ〜来てよね、わたし寂しいのぉ〜♪」、「それ『お暇な〜ら』でしょ?」という冷たい突っ込みがメンバーから入ると「みんな、いたわりあおうよ〜」と要さん(笑)。

ここでゲスト登場、「ゲン(弦?)さん」こと、サングラスに蝶ネクタイ姿のマイクが光田さんの手に。(ディナーショーでは「パチンコ屋ゲンサン」という紹介だったのできっと「大工の源さん」からきたネーミングだろうと思っていたが、ひょっとしたらこの「ゲンさん」の役割が「口ギター」なので「弦さん」かもしれない、とふと思った。)

「これで面白い声がでるんです。」と光田さん。パチンコ屋のアナウンスから駅の構内アナウンスまで披露(笑)。ボヘミアン、ダンシング・オールナイト、翼の折れたエンジェルを要さんに促されて歌わせられ、たまらなくなり「恥ずかしいんですから、やめてくださいよ」と光田さん。

ここでどこからか、携帯電話の着信音が・・・「誰だよ〜、切っとけよ〜」とメンバー。すると、「あっオレだ」と要さんがふと胸元に手を入れ、携帯電話を取り出す。「はい、根本です。え?いいかげんにしろって?はい。わかりました。」

「いやぁ、話が長いって怒られちゃったよ」と要さん。ここでようやく曲に(笑)。「マシュ・ケ・ナダ」はそれぞれの楽器の音をメンバーが担当するという面白い曲。しかし、ナマでやるとサビの部分を歌うのが要さんだけになり、オリジナルと比べるとコーラスの重みが足りなく少々寂しくなってしまう。ディナーショーで初めて聞いたときは感激したが、横浜アリーナのような大きなステージでは、サンプリングを使っても別に良いのではないかと思った。残念ながらここでゲンさんとはお別れ。今度はもう一曲くらいゲンさんを使った曲を披露できるといいなぁ。

「ふるさと〜不思議なチ・カ・ラ」は、前とは反対側にメンバー集合。今度はアリーナF席が沸く。不思議なチ・カ・ラは、みんなで歌詞を考えたとのこと。思いついたフレーズを一言ずつ要さんに伝え、それを要さんがまとめるといった作詞方法だったとか。


再び元の中央のステージに戻り、ここで、ゲストのDolce(ドルチェ)のみなさん登場。(ドルチェについてはディナーショーのレポートを参考にしてください)ここで弦楽四重奏とスタレビの合体。

「私がヴァイオリンを持つと葉加瀬太郎だ」という要さんのギャグも一通り済み(笑)、ドルチェが山の手なら、スタレビは下町だ、例えていうなら、"花形満と左門豊作"(「巨人の星」より) "ディズニーランドとピューロランド"だ、とか例えが少々危なくなってくる。(笑)

Dolce唯一の男性の1stヴァイオリンの森さんが要さんに「一人だけ自衛隊みたいだ」とか突っ込まれるが森さんも負けていないキャラクター(笑)、「昔はこんなじゃなかったのに・・・」と要さん。

「それではスターダスト・レビューwith Dolce『星に願いを』

とここまではディナーショーと同じ(高輪プリンスHでは森さんはいらっしゃらなかった)だが、次の「もう一度ハーバーライト」、弦楽四重奏のイントロではじまる「今夜だけきっと」はディナーショーのお土産CD以上に驚いた。こんなに凄いものを聴いてしまってはシンセのストリングスでは物足りなくなってしまうかもしれない。それにしてもこの「スターダスト・レビューwith Dolce」という組み合わせは実に合っている。もちろんそれには森さんのキャラクターも欠かせない(笑)。

ただ、このDolceのみなさん、VOHさんのパーカッションの前で演奏していたのであるが、VOHさんサイドだけが妙に人口密度が高く、中央の少し高い位置で演奏していたディナーショーに比べるとステージの立ち位置のバランスがいまいちだった。

「来年はライブイヤーにしようと思う。っていってもライブがイヤってわけじゃないんだよ。」「イベント入れていつもは60プラス10本で70本くらいだけど、来年は100本やるから、130%アップ(当社比)、100本を47都道府県で割ると1都道府県あたり2日と20分くらいできるのかな?(笑)1本約25曲くらいやっているから100本だと2500曲できる、スッゲェ。東京ドーム2.5杯分。なんだ、それ(笑)。普段行かない街にも行くので、スタレビがお近くに来たら是非ご近所、ご家族をつれて見にいらしてください。その日、その日に応じた内容でおとどけしようと思ってます」

「ここからはハデな曲をど〜んとやるんだけど、今日はヨォ〜、カップルが多いじゃんか、だから片手で手をつないでいるから拍手が片手だけでいいかげんになってるよ。今だけは他人になってちゃんと拍手してくれ!」

「RUNNING」のあとステージが真っ暗になり、Everybody Closer♪というコーラスがしばらく続く。

何が起こったのかなぁ、と思っているとメンバー全員サンタクロース姿に。

そして「No! No! Lucky Lady」では再びマルチステージ。ステージ上には寺田さんを残し、光田さんもショルダーキーボードをかかえ、右へ左へとメンバーが散らばる。お客さんもさまざまな角度に顔を向けているのが見ていて面白かった。(きっとそれぞれお気に入りのメンバーを眺めているのだろう)またここでの柿沼さんのチョッパー奏法も聴きどころ。「Get Up My Soul」ではいつの間にか大きなプレゼントの入った袋を担ぎ、ステージ右から左へと走り回っていたVOHさん。

「クリスマスやねぇ、やっぱりこの時期しか楽しめないものといえば・・・やはりコレ。ハンドベル。」「きよしこの夜♪」・・・のはずが「尾張名古屋のためしとて〜♪」って「あれ?どうしてクリスマス超えて正月になっちゃうのよ。」というボケもあったが、しっかり決めるときは決めてくれた。ハンドベルで「きよしこの夜」そしてアカペラで「WHITE CHRISTMAS 」

続く「ふたり」では天井から下がっているシャンデリア風のオブジェから反射した光がホール全体に雪のように降り注ぎ非常に美しかった。

20時10分「どうもありがとう」といってメンバー全員サンタクロースの格好のまま退場。


数分後、再びDEVOTIONの「歌うゴレンジャー」な衣装でメンバー登場(笑)

イントロのギターソロが始まると、別に意識したわけではなく何気に目を閉じて聴いていた私は約10秒後、とんでもないことに気付く。この歌うようなうねりのある音色・・・正しくジェフ・ベックの音じゃないか!その衝撃のあまり、ステージを慌てて見上げるとそこにいたのは根本要だった。「アイツの音は決して真似できないんだよ」なんて言っていたくせに、やっちまったじゃないか根本要!(敬称略でゴメン) またもや気を失いそうになりながら聴いていた木蘭の涙はその驚きのあまり、曲目を認識するのがやっとだった。

続く「Thank You」メドレーは志度でのライブレポートを参考にしていただきたい。

「Cassiopeia」で、なんと要さんのストラトキャスターの弦が切れてしまうというアクシデントあり。ギターの交換が間に合わず1弦の無いままギターソロへ突入した。ここで'97のEric Claptonの来日公演でのサイドギター、アンディーがやはり弦が切れたままギターソロをやりきったという有名なエピソードを思い出された人もいるのではないだろうか。弦が切れた原因は「木蘭の涙」のイントロだと思うが・・・

私はジェフ・ベックの如く弦をひきちぎりはしないかとハラハラした。が、私以上にハラハラしていたのはステージ上の柿沼さん「へぇ〜弦が切れたのかぁ」と驚きの表情で要さんを見守っている。「おいおい、普通のオジさんになっちゃってるよ〜柿沼さん」と無言の突っ込みを送っていた私であった(笑)。

メドレーを終えるとメンバーそれぞれ楽器から離れて肩を組んでお辞儀をする。

「来年はベストアルバムを出します。スタレビの場合ベストって言われてもどれがベストなのか分からないんだけど、それはスタレビがやるのですから、他にはない不思議な不思議なアルバムになると思います」

「最後に"DEVOTION"の中からぼくたちが気に入っている曲をやります。」

絶対音感の持ち主、光田さんがメンバーにキーを教えるのだが、「もう一回お願い」となかなか音が合わせられないのが柿沼さんと要さん。要さんの耳元に口を近づけている光田さんの様子を見て、「キスしているみたい」と柿沼さん。「こんなところでそんなこと言うなよ。この先は後で・・・」と要さんも悪ノリ。「そんなこと言うと光田が泣いちゃうだろ?」と柿沼さんが言うと、泣きまねをする光田さん。

おいおい、最後の最後、感動的な場面でこんなオチかい?(笑)

ダニー・ボーイ

ステージ後方の松明に火(もちろん本物)がともり、幻想的な雰囲気になる。最後にこんな演出が待っていたとは・・・。

歌い終わって客電が付き、「どうして」のインストが流れているにもかかわらず別れを惜しむかのようにステージから去ろうとしないメンバー。そんなところがファンにとって彼らの魅力の一つなのだろう。

20時46分終了


 曲目リスト

M1  Single Night
M2  Amazing Grace
M3  Northern Lights −輝く君に−
M4  流星物語
M5  夢伝説
  <MC>
M6  もうチョットだけ何か足りない
M7  Be My Lady
M8  GOOD-BYE, MY LOVE
<マルチステージコーナー>
M9  元気をだして
M10 マシュ・ケ・ナダ
M11 ふるさと〜不思議なチ・カ・ラ
  <MC>
M12 星に願いを(with Dolce)
M13 もう一度ハーバーライト(with Dolce)
M14 今夜だけきっと(with Dolce)
  <MC>
M15 RUNNING
M16 No! No! Lucky Lady
M17 Get Up My Soul
  <MC>
M18 きよしこの夜(ハンドベル)〜WHITE CHRISTMAS
M19 ふたり
 <アンコール>
EC1  木蘭の涙
EC2 Thank You
   〜Moonlight Party(featuring Kiyoshi Kakinuma
   〜星になるまで(featuring Yoshikatsu "VOH" Hayashi
   〜Cassiopeia(featuring Masami Terada
   〜僕はピアノが好きなんだ(featuring Kenichi Mitsuda
   〜Thank You
EC3 ダニー・ボーイ


感想

いつもいつも前進し続けてきたスタレビにしては珍しく後ろを振り返った、名付けて"Goin Back to 1999"とも言えるライブ。内容は今年の夏イベント、ディナーショーをまとめたいわば総集編的なもの。しかもアンコールのメドレーは夏イベントとまったく同じ内容。両方行かれた方の中にはがっかりした人もいるかもしれない。私は、当日リハーサルでのTHANK YOU メドレーが会場から聞こえたとき、正直言ってがっかりした。もしこれを本編に持ってきたら、いくらファンといえども途中で帰ってもいい、とそこまで覚悟した。

しかし、夏イベントもディナーショーも観ていないという人はたくさんいらっしゃるわけで、良かったものをもう一度やる、というのは逆に新しい試みかもしれない。特にディナーショーで披露した、マルチステージはホテルならではの企画かと思ったが横浜アリーナでも実現させてしまうところがさすが。生ストリングスの美しさも多くの人に体験してほしかったし、「ディナーショーにこられなかった多くのファンのためにもう一度やってほしい」という前にレポートで書いた私の願いが偶然にせよ叶えられたことと、今年の横浜アリーナはほぼ満席の大盛況だったことがとてもうれしかった。

甚だ贅沢ではあるが、欲を言うと「アコースティックセット」が欲しかった。いずれにせよ、こういった聴かせるライブ、次回のツアーでも見せてくれるんじゃないかなと思う。どうも反応を見ていると、最近は「もっと曲を聴きたい」と思っているお客さんが多いようだ。

最後にレポートのアップが遅れましたことをおわび申し上げます。毎度のことながら、長くなってすみません。


その他のライブレポート一覧

ご意見ご感想は、こちらへおよせください。